定山渓温泉の岩戸観音堂の記事から世界救世教の教祖・岡田茂吉が気になり、調べました。岡田茂吉(1882年-1955年)は、東京都台東区出身の新宗教・世界救世教の教祖です。宗教家、文明評論家、書家、画家、歌人、華道流祖、造園家、建築家、美術品収集家など様々な肩書があります。
箱根美術館、救世熱海美術館(現:MOA美術館)などを創設しました。MOA美術館や世界救世教いづめ教団施設は、7月3日、熱海市伊豆山で起きた土石流の現場近くにあります。1954年(昭和29年)にメシアが新しく生まれたことを宣言して、半年後の1955年(昭和30年)に脳溢血で死去しました。
1935年(昭和10年)に岡田茂吉が世界救世(メシヤ)教を立教しました。岡田は元々大本の信者で、心霊学を学び、自動書記を体験し、大本の鎮魂帰神法を熱心に習得した。すると周囲が岡田の周りに観世音菩薩が現れていると言うようになり、岡田自身も腹の中に光の玉が宿っていると感じるようになったといいます。
岡田茂吉は、大本出身であることと観音信仰であったことから、「ワニの宇宙人」「伊豆能売(伊都能売:いずのめ)」に関係していると思いました。過去のワークから大本の教祖・出口王仁三郎はワニだったと感じています。また、《イシスとアヌビスのエジプトに由来する秩父の伊都能売とオオカミ》から伊都能売=観音であることが分かっていました。
世界救世教の教祖・岡田茂吉の御魂が上がるよう意図して光を降ろすと「ワニ」と伴侶が伝えて来ました。宗教やスピリチュアルの世界のチャネリング、自動書記、フーチ(ペンデュラム)などの霊的なことはワニの宇宙人が関係しています。ワニの宇宙人が神仏を名乗ったり、化身となって見せたりして、人々を欺き、支配することをして来ました。
ワニの宇宙人の担当は、支配の闇です。岡田茂吉のウィキペディアを読んでいくと「日本五六七教」のワードが出て来ました。『1950年(昭和25年)2月4日「日本観音教団」「日本五六七教」を解散し、宗教法人「世界救世(メシヤ)教」を発足』と記されていました。「日本五六七教」の読みは「ニホンコロナキョウ」と思っていましたが違いました。
「日本五六七教」は、「ニホンミロクキョウ」と読むそうです。日本救世教は、岡田茂吉の死後、分派・分裂を続けて、現在23の団体に分かれているようです。その中の1つに「五六七大栄会(みろくだいえいかい)」という名前の教団もあります。「五六七」をどうして「ミロク」と読むのかが、とても疑問でした。
ネットで調べると《噂の預言書「日月神示」と567(コロナ)との関係》を見つけました。五六七をミロクと読むのは、岡本天明が降ろした日月神示に由来していました。『天つ巻~第10帖 一二三(ひふみ)の裏に0一二(ふみ)、 三四五(みよいづ)の裏に二三四(ふみよ)、 五六七(みろく)の裏に四五六(よいむ)の御用あるぞ。
五六七(みろく)済すんだら七八九(なやこ)ぞ、
七八九の裏には六七八(むなや)あるぞ、 八九十(やこと)の御用もあるぞ。 段々に知らせるから、これまでの神示よく心に入れて、 ジッとして置いてくれよ』。内容の理解は別として、五六七(みろく)があります。岡本天明(1897年-1963年)は、岡山県倉敷市玉島出身の神道家、神典研究家です。
1944年(昭和19年)に千葉県成田市台方の麻賀多神社の末社・天日津久神社を参拝した直後、同神社の社務所で大本系の関連啓示となる「日月神示」(別名:「ひふみ神示」)を自動書記しました。岡本天明は大本に関わっていました。岡本天明の御魂が上がるよう意図して光を降ろすと「陰陽師系」と伝えられました。
岡本天明は、岡田茂吉と同様に、大本に関わっていたので、「ワニの宇宙人」がサポートしていたと感じます。「五六七」を普通に読むと「コロナ」であり、新型コロナウイルスを連想します。「ミロク」は弥勒であり地上天国、光の世を意味します。過去のワークやヒプノセラピーから、新型コロナは松取り(松果体収穫)の闇、人間のエゴの闇を浄化する働きがあると分かっています。
セッション記事の《人間は汚いから掃除をしている》にありますが、「コロナたちは、楽しそうにやっている。爆弾を落としている。勝手にやっている。きれいに見えるようで、人間は汚いから。掃除をしている」と伝えられました。地球の最後に残る大きな闇は、人間のエゴの闇です。コロナは地球のエゴの闇をきれいに掃除しているのです。
ワニの宇宙人は、出口王仁三郎、岡田茂吉、岡本天明などの宗教家を通して、嘘と真実が混在した内容を降ろして来たと感じます。今で言うとCOBRA(コブラ)のメッセージも同じで、真実が混じった嘘です。嘘と真実を混ぜたメッセージを伝えて、人間に感覚を使って真偽を見極めさせることをしていると思います。
日月神示を含めた大本系のメッセージには、地球や日本の闇から光への移行のヒントが隠されていると見ています。大本の紋章は、「九曜紋」「十曜紋」です。九曜紋は、新型コロナの画像をよく似ており、太陽の外側のコロナに名前が由来します。九曜紋は太陽信仰の支配を意味しており、伊豆山の土石流はサインとして探求していく必要があると感じています。