Horyu-ji36s3200


7
月上旬、「聖徳太子」と「八咫烏(やたがらす)」のテーマのセッションがありました。クライアントの由美さんは、埼玉県の土地を開く役割のある方でした。浅間山を含む秩父の地のワークを行っていて、「観音の始まりの人と場所がまだわからずモヤモヤする」「聖徳太子に光を下ろした時の脇の下の痛みが残る」という話を伝えて来ました。

 

イシスとアヌビスのエジプトに由来する秩父の伊都能売とオオカミ》にありますが、過去のワークから「観音」は「伊都能売(伊豆能売:いずのめ)」であり、ワニの宇宙人の変身した形だと分かっていました。ワニの宇宙人は、最高の秘密とされてきた松取り(松果体収穫)の専門であり、支配を司ります。由美さんは、日本百観音の札所にも光を降ろしていました。

 

日本百観音は、西国三十三箇所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所の3つです。これらのことから、「観音(信仰)」は、仏教を通じた松取りの仕組やネットワークを構築するために創られたと感じました。由美さんは、過去世で観音や観音信仰を作って広める仕事をしていたのです。観音の起源を調べると《日本の観音様の由来とは?》を見つけました。

 

『仏教を日本に広めた聖徳太子は、法隆寺夢殿と四天王寺金堂に救世観音を安置しました』と記されていました。観音から「聖徳太子」のワードに繋がりました。聖徳太子は、過去のヒプノセラピーで架空の人物であることが伝えられていました。《民衆の支配と仏教の布教のための聖徳太子という英雄の創作》では、歴史学者・大山誠一氏の「聖徳太子虚構説」を伝えています。

 

聖徳太子の人物像の形成に関係したのは藤原不比等、長屋王、僧の道慈らであるとしています。ワークから僧・道慈は、私の祖父の過去世であり、私がエネルギー体として操っていたと分かりました。仏教を広めるために聖徳太子という英雄を創造し、観音信仰によって松取りの仕組を構築したのです。クライアントの由美さんは、聖徳太子の創造にも関わっていたと感じました。

 

由美さんの中の統合すべき闇の対象を探るために簡易ヒプノセラピーで対話していきました。聖徳太子という英雄は、何人かで協議して作ったというが、由美さんの過去世も関係しているのかを問いました。「中心に決まっているだろ。泣けてくる」と答えて来ました。やはり由美さんは過去世で、聖徳太子の創造に関わっていました。

 

由美さんの過去世は誰なのかを質問すると「・・・」と無言でした。その時、私は「八咫烏」と直感しました。どういう思いで聖徳太子を作ったのかを聞くと「純粋な感じ。感情が出てこない。表に出られないから虚しい」と伝えて来ました。由美さんの過去世は、裏の仕事をしていた存在のようでした。誰かの命令で動いていたのかを尋ねました。

 

「人間じゃない。宇宙人。遠い星。シリウス?青の闇」と言いました。聖徳太子を創造した中心であった由美さんの過去世が光に還るよう意図して光を降ろすと「泣けます。この後、私も頑張ります」と伝えて来ました。表の世界に出ることが出来ずに裏で闇の仕事をしてきた人にしか虚しい気持ちは分からないと思います。

 

表世界を操り支配する裏世界の八咫烏》にありますが、八咫烏は、表世界から消えて、裏世界に潜んだ「秦氏(はたし)」だと感じています。秦氏は「八幡(はちまん)」であり、「八咫烏」の名前に繋がります。秦氏は、神社や寺院を通じて、原始キリスト教という松取りの純粋な闇を日本に広げました。純粋な闇は、青の闇であり、シリウスの闇です。

 

日本の暗闇は、家の土台と建屋で構成されています。純粋の闇という土台の上に、エゴの闇という建屋がつくられてきました。シリウスの青の闇とプレアデス、アークを中心とする赤の闇から成ります。エゴの闇である赤の闇が統合された後、純粋な闇の青の闇が統合されます。闇の仕組が終わりとなり、日本の光が放たれる時が近いと感じます。