Skyscrapers_of_Shinjuku_2009_January


クライアントの方から神奈川県小田原市にある「小田原文化財団 江之浦測候所」の情報提供のメールを頂きました。アーティスティックで美しい建物で有名な江之浦測候所の現地に行ってみたところ、異様な雰囲気で驚いたといいます。特に、敷地の半分程の竹林エリアと呼ばれる場所には、新興宗教的な雰囲気が何とも気持ち悪い感じだったという感想が書かれていました。

 

自分の感覚の好き嫌いで、自分にとっての光の場所か、闇の場所かを見極めることが大事です。自分が好きな感じであれば、心地よい光のエネルギーのある場所です。自分が嫌いな感じであれば、心地悪い闇のエネルギーのある場所ということです。この好き嫌いの感覚で、目に見えないエネルギーを見分けることが出来ます。自分が光になるためには、闇の場所を出来るだけ避けることです。

 

そして、好きな光の場所を選んでいくことが大切になります。クライアントの方は、自分の感覚で、その場所が光か闇かが分かっていました。闇の時代、多くの人が集まる場所には、闇のエネルギーが放出される人工物が置かれます。人と土地の光を闇で封じる必要があるからです。「人工物」は人間が作ったものであり、ジャンルで言うと、建築、設計、アートなどの領域になります。

 

例えば、建築物であれば、都心の高層ビル、ホテル、コンサートホール、美術館、庭園、公園、イベントパークなどです。アートの世界では、絵画、創作物、書、服飾などの芸術作品になります。それ故、建築家、設計士、デザイナー、アーティストなどの多くは、意図せずに闇の仕事につながります。特に、著名なアーティスト程、集客力があり、大きな闇のエネルギーを放つ作品を手掛けるようになります。

 

闇の時代は、光の作品は圧倒的に少なく、殆どが闇の作品になって行きます。具体的な例で言うと、新宿駅西口があります。あの地域は、水の場所で、多くの人が集まる場所ですので、闇のエネルギーを放つ人工物が置かれています。スバルビルの建替え前まであった、新宿駅の西口地下広場の「新宿の目」です。多くの人たちが行き交う場所なので、闇のエネルギーを放つ「目」の作品が置かれていました。

 

また、過去のヒプノセラピー《東京 闇の仕事を遂行していた石川啄木 ~巡礼の旅(489)~》の中で、「プレアデス。夏目さんは丹下さんに引き継いだ。新宿はOK」と伝えられました。プレアデスの闇が背後にいた夏目漱石が闇の仕事をしており、それを引継いだのが丹下健三だと言及されました。夏目漱石をはじめ、石川啄木、与謝野晶子、二葉亭四迷などの著名な作家も裏で闇の仕事をしていました。

 

丹下健三(1913-2005)は、大阪府堺市生まれの建築家、都市計画家で、カトリック信徒です。日本では「世界のタンゲ」と言われたように、日本人建築家として最も早く日本国外でも活躍し、認知された一人です。第二次世界大戦復興後から高度経済成長期にかけて、多くの国家プロジェクトを手がけました。丹下健三は、新宿パークタワーと東京都庁を設計しました。

 

西新宿の秘密(2) 》には、『西新宿に行くようになって驚いたことは、 そこいら中にピラミッドの造形やオブジェがあったことです。 実にピラミッドシティで、そのことは 過去に書いたことがあります。特にピラミッドをよく目にするのが 新宿パークタワーと東京都庁。 2つの建物を設計したのは、 世界的建築家の丹下健三さん。』と記されています。ピラミッドは光のイメージがありますが、実は闇のものです。

 

ピラミッドの形から闇のエネルギーが放たれます。エジプトのピラミッドは、エジプト王(ファラオ)の墓とされていますが、松取り(松果体収穫)のための密室であり、松取りの証拠隠滅のためにミイラを作ったと感じています。丹下健三は、キリスト教徒であり、勲一等瑞宝章、文化勲章、レジオンドヌール勲章(フランス)を受章しており、明らかに松利権集団の一員だったと見ています。

 

作家もある意味で、人工物の創作者と言えます。夏目漱石、丹下健三以外の作家や建築家の多くが闇の作品を手掛けて闇の仕事をしていることになります。日本版のピラミッドは、仁徳天皇陵に代表される大規模古墳です。多くの大規模古墳が天皇の墓所とされていますが、違うと思います。古くから松取り工作のために作られた人工的密室であり、土地と人の光を封印する闇の役割なのです。(つづく)