光の講座の参加者の方が「お酒をやめていたけど、最近、また飲むようになった」と話しました。どうして人は、お酒を飲むのでしょうか。自分を解放するために、お酒の力を借りていると感じます。
「酒でも飲まなきゃやってられねえよ」というセリフをどこかで聞いたことがあります。会社員の時、私も少しお酒を飲んでいました。溜まっているストレスを発散するためでした。
一般的に、我慢している人には、お酒が必要です。理性を保ちながらお酒を楽しむ人。お酒に呑まれて我を忘れてしまう人。色々なお酒飲みがいます。お酒は、依存性、中毒性もあります。
お酒をやめるためには、どうしたら良いのでしょうか。「楽しいことをすればいい」とヒプノセラピーで伝えられたことがあります。ストレスは「我慢」が一番の原因。
「我慢しない」で「楽しい」ことをするのです。毎晩、晩酌をしていた父親は、グランドゴルフなどを楽しむようになってから、お酒を飲まなくなりました。「我慢すること」は自分の中に闇を溜め込むことになります。
「楽しむこと」は自分を光にして行きます。参加者の方が再び、お酒を飲むようになったのは闇のサインでした。ヒーリングの中で「酒場にいる老婆がいる」と伴侶が教えてくれました。
どうやら、参加者の方の過去世のようでした。「酒を通して闇を広げる」「闇を入れて家に帰らせる」といいます。人がお酒を飲むと闇が入りやすくなることは確かです。
都会のどこにでも、お酒を飲めるお店が並ぶ歓楽街があります。お酒は万国共通。「お神酒(みき)」という言葉もあります。神事に祭り上げて、闇を光に見せかけるのです。
「お酒は水の闇版」と伴侶が伝えて来ました。「なるほど」と私は納得しました。光の水に対して闇のお酒。どちらも見た目は同じでも、エネルギーは正反対です。
人を闇にして場所を闇にする。実に巧妙なお酒を使った闇の仕組。楽しむ人が多くなり、お酒を飲まない人が増えてくると思います。お酒の役割も終わりに近づいています。