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「もんじゅ西村事件」については、2017116日の田中龍作ジャーナル"怪死の動燃・総務部次長 妻「もんじゅ維持のために1人が死んだ」"の記事に詳細が書かれています。『「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故(1995年末)の対応をめぐり怪死を遂げた動燃総務部次長の妻が警察に夫の遺品の返還を求めている裁判-きょう午後、東京地裁で最終準備書面が提出され、結審した。陳述書を読み上げる妻の手は小刻みに震えていた。

 

動燃の西村成生(しげお)・総務部次長は事故発生から約40日後の19961月、東京都中央区のビジネスホテルの非常階段下で遺体となって発見された。警察は飛び降り自殺と発表した。だが30mの高さからタイル張りの地面に激突したにしては、遺体に壊滅的な損傷はない(最終準備書面)。トシ子さんが対面した遺体は一回り大きく膨れあがっており、アザがあちこちにあった。殴りまくって遺書を書かせたのだろうか。

 

西村総務部次長の妻トシ子さん(原告)が警察に返還を求めているのは、死体発見当時、夫が身に着けていた衣服と動燃からのFAXだ。死体は何より雄弁である。衣服を戻せば死体の状況が推測される。警察は飛び降り自殺説が覆されることを避けたがっているようだ。会社側からの指示が書かれていたものとみられるFAXも自殺説の否定につながるのだろうか。警察は返還を拒否している。もんじゅの廃炉決定後、初めての口頭弁論に臨んだトシ子さんは次のようにコメントした。

 

「もんじゅを維持するために1人が亡くなった。(国家権力は)メディアを押さえつけて、もんじゅを延命した。飛び降り自殺したというが、一切ホテルに泊まった証拠は出てこない。時間が経ったんじゃなくて、時間が経つ前からぜんぜん捜査していなかった。何でこんなことが成り立つのか?日本の原子力政策では」。動燃は事故のもようを記録していたビデオを隠していた。これが発覚し西村さんはマスコミ対応に追われていた。そして怪死・・・もんじゅ がなければ西村さんは死ぬ(殺される)ことはなかったのである』。

 

201221日の日本経済新聞によると、最終的にもんじゅ西村裁判は、『最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)1日までに遺族側上告を退ける決定をした。決定は131日付。遺族側敗訴が確定した』とありました。西村総務部次長は明らかに自殺ではなく、口封じのために消されたと感じます。表で出せない秘密を知っているからです。もんじゅ西村事件・裁判は、《暗黒街の旭川の根底にある警察・公安・市民に浸透する反社の闇の構図》にある「旭川中学生いじめ凍死事件」と同じ反社に通じる闇が関与しています。

 

政治・経済・行政・メディア・宗教・教育・反社・警察・裁判所など裏表の領域でグルを形成する暗黒構図が浮かびます。上級国民である支配階層の松利権を主とする利益を守る創価の闇の集団が存在するのです。もんじゅは、福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉で、1991518日に運転開始し、20161221日に廃炉が正式決定されました。2013830日の朝日新聞によると、もんじゅへの投入総額は1兆円超です。

 

『今年度までに投じられた予算は9830億円で、予算案が通れば、1兆円台に突入する。もんじゅは1995年のナトリウムもれ事故以降、ほとんど稼働していない』と記されています。巨額な国家予算という日本国民の税金を横流しする闇の構図を感じます。高速増殖炉というのは建前だけで、最初から巨額な公金を暗黒集団の懐に入れるために仕組まれたものに見えます。北朝鮮の拉致問題の家族会、日韓慰安婦問題も最終的には巨額な公金が投入されています。

 

もんじゅも、表では原子力施設ですが、裏の地下には松工場が存在する可能性があります。原子力の工作は、表では公金の流用、裏では松利権という一挙両得の闇の手口になっています。「六ヶ所再処理工場」や「福島第一原発の事故処理と廃炉」も表の巨額な公金の横流しの構図があてはまります。ウィキペディアによると、六ヶ所再処理工場は、1993年から約21,900億円超の費用をかけて、青森県上北郡六ヶ所村弥栄平地区に建設が進められています。

 

福島第一原発の事故処理費用については、2021323日の東京新聞が「福島第一原発の事故処理費用、10年間で13兆円 政府想定21.5兆円超える懸念強く」の記事で伝えています。『東京電力福島第一原発事故から10年間で、廃炉作業や被災者への損害賠償、汚染地域の除染といった事故処理にかかった費用は少なくとも13.3兆円に上ることが本紙の取材で分かった。政府は処理費を総額21.5兆円と見込むが、廃炉作業などが難航し、想定を上回る可能性が濃厚』。

 

廃炉が決定した高速増殖炉・もんじゅは、日本原子力研究開発機構の施設です。《裏インドという地下の闇を暗示する加速器・シンクロトロンを有するJ-PARC》のワークで、トップに光を降ろすと、松利権の中枢のロスチャイルド工作員と分かりました。「表のフェイク原発・裏の松工場」の仮説からすると、原子力ではなく、塩水とマグネシウムで発電する原発の存在自体が嘘です。原子力政策はDSの巨額な金儲けのための嘘で成り立つ巨大工作だと言えます。(つづく)