自民党の選挙買収問題は、広島県、新潟県の自民党県連の事件に続いて、京都府連の疑惑が浮上してきました。2月19日の《日刊ゲンダイ》の記事「どうなる？自民京都府連“マネロン選挙買収”疑惑…地元弁護士が議員ら50人を集団告発」がネットニュースに流れました。『自民党京都府連をめぐる組織的な選挙買収疑惑に新たな動きだ。京都府内の弁護士グループが府連会長の西田昌司参院議員ら約50人を公選法違反(買収、被買収)容疑で刑事告発する準備を進めている。

 

河井元法相夫妻が有罪となった参院広島選挙区の大規模買収事件の様相を呈してきた。告発に動くのは「自由法曹団京都支部」に所属する弁護士約20人。告発対象は2019年参院選で当選した西田議員のほか、田中英之文科副大臣(京都4区)や本田太郎外務政務官(京都5区)ら昨秋の衆院選候補者6人、それに府連からカネを受け取ったとされる京都市議や府議の総勢およそ50人だ。渦中の面々は強弁を繰り返している。脱法スキーム発案者と指摘されるのが西田氏。

 

西田氏は自身のユーチューブチャンネルなどで、「政治資金の流れは収支報告書に記載されており、法にのっとって行われている」などと主張。今期限りで引退するため、告発対象から除外されている二之湯国家公安委員長(参院京都選挙区)に至っては余裕すら漂う。18日も「大変驚いている。府連は何ら法に反していないという立場だ」「寄付したのは政党活動の趣旨で、やましいことはない」などと強気一辺倒だ。「選挙をめぐるカネのやりとりそのものがダメ」 しかし、詭弁を弄しても疑惑は払拭されない。

 

国政選挙のたびに候補者らが代表を務める党支部などから「寄付」の名目で府連にカネを拠出し、府連から傘下の地元議員の関連政治団体などに「寄付」「交付金」の名目で少なくとも1億円超を流し込んでいたからだ。内部文書ではその趣旨について〈候補者がダイレクトに議員に交付すれば、公職選挙法上は買収と言うことになりますので、京都府連から交付することとし、いわばマネーロンダリングをするのです〉と記載されていた。

 

「直接カネを渡したかどうか。広島の買収事件との違いがあるとすればその一点で、府連をかませているため立件のハードルは高い。うまいこと考えたな、という印象です。西田議員は国政選挙の候補者について〈京都府連が一致団結して支援しており、そもそも買収するという動機も必要性もありません〉と言っていますが、公選法は選挙に関わる金銭の授受を禁じている。選挙をめぐるカネのやりとりそのものがダメなのです」(告発を準備する谷文彰弁護士)

 

きのうの衆院予算委員会で岸田首相は「必要なら説明を尽くしてもらうのが大事だ」と他人事答弁だったが、来る参院選への影響は避けられない』。2月16日の《京都新聞》の記事『マネロン文書、裁判で存在認める「引継書を作られましたよね」「はい」』には、『【資料写真】国政選挙前に自民党京都府連から地方議員に支出される資金に関する内部文書。府連を仲介することで「マネーロンダリングをする」と記載されている』とあり、内部文書の写真が貼付されています。

 

自民党京都府連の引継書に「マネーロンダリング」の言葉が明文化されている事自体が決定的な問題です。マネーロンダリングは、日本語では「資金洗浄」です。汚い金をきれいに見せるために、カモフラージュとなる余分な手続きを組入れることです。日本の国会議員が、選挙の票を金で買う"選挙買収"を隠すために工作した、極めて悪質な不正事案だと捉えています。《地底の光を封印し松利権網を構築してきた八咫烏》にありますが、京都が八咫烏の拠点の1つです。

 

京都府、兵庫県、福岡県が八咫烏にとって重要な拠点と見ています。八咫烏は、表世界を操るための裏世界の支配集団です。表天皇とは別に、裏天皇を置いて、裏天皇の利権支配を守るための暗黒集団として構築されてきました。八咫烏の源流は、表の藤原氏に対する裏の秦氏にあります。今の裏の支配となる八咫烏の松利権ネットワークを構築してきたのが、細川忠興と父の細川幽斎だと見ています。京都には、藤原氏の氏神としての吉田神社があります。

 

また、ウクライナのチェルノブイリ原発事故を調査した原子力工作の先導役である京都大学もあります。古都・京都は表世界の中心と思われがちですが、表裏の支配が成されて来たのです。八咫烏のポイントは、分からないように、隠れて支配することです。また、過去のヒプノセラピー《政治の隠された利権の支配と八咫烏の闇のエネルギー》では、クライアントの美津代さんの他界した叔父が、自分の本音と日本の自民党の裏側の部分について言及しています。

 

『叔父は裏の仕組には興味があった。自分が世の中を動かしてみたかった。エネルギーが黒い八咫烏。光を降ろすと美津代さんの胸のつかえが取れた。彼女の中にも八咫烏がいた。大きな闇。そこに気づいた事が大きい。地域全体が変わるという。光を降ろすと黒くて赤いものが上がって行った』と伝えられました。八咫烏は本来は純粋な闇の役割でしたが、金とエゴの闇で汚い暗黒集団に変わっていったのです。隠蔽されてきた汚い闇が自民党京都府連から噴出しています。(つづく)