1200px-Shin-Fukushima_Substation_03 (1)


2022
725日の朝8時頃、突然、携帯の着信音が鳴りました。スマホの表示は知らない番号でした。こんな朝早くから誰だろうと思いながら出ると、大きな声で「吉田所長ですか?」と相手は聞いてきました。「違います」と答えると「運転手?」と畳みかけてきました。「違います」と言うと「どちらさま?」と聞くので「岩本です。間違い電話です」と答えました。すると「どうもすみません」と言って電話が切れました。電話の主は東北弁の訛りのある初老男性のようでした。

 

それにしても、いきなり「吉田所長ですか?」と聞く間違い電話が掛かってくるとは、驚きました。これまでに、間違い電話からワークに繋がった経験が2回ありました。1つは、52日に伴侶に掛かってきた間違い電話です。伴侶が知らない女性からの電話に出て「ほんだ」という名前を名乗った間違い電話でした。自動車メーカーのホンダと創業者・本田宗一郎の関連ワークに繋がっていました。もう1つは、527日に私に掛かってきた間違い電話で、「講習会に申し込んでいますか」という問合せでした。

 

話し手は「日本環境衛生センター」の人で、もちろん、私は講習会には申し込んでいませんでした。この間違い電話から遺体からの松取り・松利権の重要組織である「日本環境衛生センター」のワークに繋がりました。「吉田所長ですか?」の間違い電話が何を意味するのか分かっていました。「吉田所長」は、福島第一原発事故の処理対応で英雄視された「東電の吉田昌郎所長」を示唆すると思いました。これは決して偶然ではなく、吉田所長について調べてワークを行うよう促すためだと感じます。

 

現実世界において、ここまで仕組むことが出来ることに改めて、その凄さを痛感しました。伴侶にこの間違い電話の出来事を話すと「それは東電の吉田所長のことね」と言いました。殆どの人が、「吉田所長」から「福島第一原発の吉田所長」を連想すると思います。それ程、福島第一原発の吉田所長は知名度が高いということです。逆に言うと、311での福島第一原発事故やその対応処理について多くの人が騙されていることを意味します。私も、311と原発事故対応にはすっかり騙されていました。

 

個人的に一番印象に残っているのは、故・石原慎太郎都知事が東京消防庁の隊員たちに命じて放水作業をさせたことです。原発の冷却装置が作動しないので、炉心溶融(メルトダウン)を防ぐために燃料棒を冷却する必要があり、実行に移したというものです。命がけの任務を終えて帰還した消防隊員に向かって涙ながらに感謝する姿が映ったニュースを観た記憶があります。ネットでその時のニュースを探してみるとTOKYO MXの《東日本大震災 都知事、東京消防庁隊員らの活動たたえる》に動画がありました。

 

『都知事はきょう、福島第1原発の3号機などを冷却するため放水活動に当たった東京消防庁の隊員らの報告を受け、涙声で「本当にありがとう」と活動をたたえました。・・緊急消防援助隊東京都隊・佐藤康雄総隊長の「30隊、139名は福島第1原発3号機の燃料棒冷却作戦を遂行し、無事帰京いたしました」という報告に対し、知事は「本当にありがとうございました。国の運命を決めてくださった。国民を代表して感謝します」・・』と記されています。石原都知事は、アカデミー賞主演男優賞級の名演技だったと思います。

 

高濃度の放射能の環境下で、命がけで任務を遂行する姿は、命を落とす覚悟で"お国のため戦っている"「特攻隊」に通じます。まさしく、過酷な環境下での「美談」となり後世に残ります。こうした美談を多く残す工作こそが、全ての一般大衆を騙して、支配層が支配する暗闇の世を継続させることに非常に有効なのです。国民を洗脳して情報操作・印象操作するテレビ局や新聞社などの大手メディアの存在価値がそこにあります。311の東日本大震災と福島第一原発事故は、個人的に工作だと見ています。

 

支配層の裏の金儲けである松取り(松果体収穫)の工作としての「戦争」を見れば分かります。多くの若い兵士たちを殺して松取りを行ってきたのに、大勢の工作員を動員して嘘で覆い隠すという工作を行っているのです。《フィリピンの戦いの真実を隠蔽する工作と直感した鹿児島県指宿市の開聞岳麓にある花瀬望比公園》には、開聞岳麓にある花瀬望比(はなぜぼうひ)公園が、多くの犠牲者の遺体を金に換えたフィリピンの戦いを美化して美談を残すための作られていることを書いています。

 

フィリピンの戦い(1944-1945)では、フィリピンの一般市民の犠牲者100万人と日本側の兵士の死者43万人を出しています。大日本帝国軍と米国の軍隊の上層部は手を握っていた、いかさま・八百長の戦いです。支配層が自らの金儲けのために、多くの人たちの命を奪って真実を隠しているのが戦争です。《戦争の真実を隠蔽する悲劇の美談の闇に覆われた沖縄特攻作戦と特別攻撃隊》には、特攻隊を美化して、多くの美談を残して観光名所にしている知覧(ちらん)特攻平和会館について記しています。

 

これまでの調査とワークから「特攻隊」は若い兵士を地下で松取りするための隠れ蓑として創作されたと見ています。テレビドラマ、映画、書籍など目に見える美談の証が多く存在するからです。《キリスト教を理解し米国に通じていた山本五十六・海軍大将》から、英雄とされる山本五十六海軍大将は米国派工作員だと分かっています。「目に見える証」「悲劇の美談」「英雄」をつくり残すことが、支配層の工作のキーとなります。今回の間違い電話から何をワーク対象にするか思案しました。

 

上記の3つの支配層の工作のキーを全て網羅しているのが、福島第一原発事故の処理対応の「映画」だと思いました。名前は分かりませんが、福島第一原発事故の映画がつくられて公開されたことは知っていました。ネットで調べると、202036日に公開された日本映画の「Fukushima 50(フクシマ フィフティ)」でした。wikiには、『2021年 第44回日本アカデミー賞 最優秀監督賞(Fukushima 50)、第44回日本アカデミー賞 優秀脚本賞(Fukushima 50)』の受賞もあり、箔付けもされているのです。(つづく)