izumokoku

ヤフーニュースに明るい話題の記事がありました。《24時間営業や年中無休をやめても売り上げ伸びた? ロイヤルホストの働き方改革は「人材こそ宝」》(1/5(日) 18:03配信 FNN PRIME online)。

 

2019年から関連法が施行されている「働き方改革」を推し進める企業として、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」の改善の現状と成果を伝えている内容になっています。

 

ロイヤルホストは、2017年に24時間営業の店舗がゼロとなり、2018年は外食産業では当たり前の年中無休を、元日休みを含む年3日の店舗休業日を設定しました。


さらに、2019年には社員に7連休の取得を促したり、「働き方改革課」を新設したりするなど、次々と施策を展開しているといいます。営業時間を短くすると売上が落ちると思いますが、逆だそうです。

 

「2017年、2018年と売り上げは前年を上回ることができました。客単価が上がり、営業時間の短縮による客数減を補ったと言えます」。 同社経営企画部の部長が話しています。

 

ランチタイムとディナータイムにサービスの向上と美味しい料理の提供に注力したことと、品質の高い食材を使ったロイヤルホストらしい商品がお客様のご支持をいただいたことによるといいます。

 

幾つかの感心した点があります。「人材こそは宝です。従業員の労働環境を少しでも良くして、長く働いてもらえる会社にしていくということで、なくなる売上・利益よりも、得るものの方が将来に向けては大きい」。


「社長が7連休を取るようにと先陣を切って言ってくれていることから、休みを取りやすい」「人が行うことで価値が高まる接客やコックが作る料理などの美味しさに人が集中できるようにするためIT化して変えていく」。

 

やはり企業トップが社員を大切に思って、そのための施策を講じることが何より大事です。社員の負担を軽減するためにAI化やIT化を含めて業務改善する必要もあります。

 

まさに、ロイヤルホストは、外食産業における時代を先取るリーディングカンパニーだと感じます。これからお金ではなく、「人を大切にする経営」ができる企業が生き残る時代になっていきます。