rishirifuji


現実世界における現在の日本の深い暗闇の出発点は、朝鮮半島にあると感じています。1950年に起きた朝鮮戦争によって朝鮮半島が2つに分離されて、北朝鮮と韓国の分断国家が生まれました。

 

北朝鮮と韓国の2つの国が成立したことは、共産主義陣営と資本主義陣営の対立である東西冷戦の象徴でもありました。1945年の第二次世界大戦終結後に、東西に分断されたドイツも同じです。

 

その後、東西ドイツは、ソ連にゴルバチョフ大統領が登場して、1989年にベルリンの壁が崩壊し、1990年にドイツ統一が実現しました。さらに1991年に、ソビエト連邦が崩壊して東西冷戦は終結しました。

 

しかし、今も朝鮮半島の分断は続いています。世界的な潮流とは、別に、日本を含むアジア圏だけが、2大勢力の対立構図が置かれている状況になっています。

 

これはどうしてなのでしょうか。それは、そこに利益を得る者が存在するからだと感じます。そして、日本を深い暗闇にするための目的があるからだと思います。

 

北朝鮮の背後にはロシアと中国がついています。韓国の背後には米国がいます。日本は日米同盟という米国の傘下にあり、米国の武器を購入して国防を成しています。

 

朝鮮半島の分断された冷戦構造で利益を得る者の1つが米国であることは自明です。米国にとって、北朝鮮を日本の敵対国にすることが重要なのです。もう1つ不可思議な現実があります。

 

日本の中に、北朝鮮、韓国に対して誹謗中傷するネトウヨやヘイトスピーチをして差別する「嫌韓派」と呼ばれる勢力がメディアを通じて存在していることが分かります。

 

しかし、現実的には、プロゴルフや音楽・芸能の世界では、韓国人が日本で経済活動をしています。また、NHKやフジテレビなどの民放で、韓国ドラマが頻繁に放送されています。

 

このことは、日本人の洗脳や世論誘導を目的にした工作活動が行われていることを示唆しています。いずれも、朝鮮半島の本当の姿を煙に巻いて隠すためのものだと思います。

 

個人的には、朝鮮半島が北朝鮮と韓国に分断されたことは、第三者が利益を得るために意図的に行われたと感じています。2つの国を戦わせて、第3の存在が漁夫の利を得る構図を構築したのです。

 

朝鮮半島の分断の意味を知るためには、日本にとって敵国とされている北朝鮮の真実を掴むことだと感じます。ベールに包まれた北朝鮮とは、どのような国なのか追求して行きたいと思います。(つづく)