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21()、テレビを観ていた伴侶が「国会の衆議院本会議場の議長席に松ぼっくりの彫刻がある」と驚いた顔で教えてくれました。確かに国会議事堂は、高貴の建築物の象徴として様々な彫刻があしらわれていることは分かっていましたが、松の彫刻があるとは知りませんでした。

 

すぐにネットで調べてみると《美珍麗・探訪の「国会議事堂③参議院」》の記事に「松ぼっくり」の彫刻がありました。少し分かりづらいかもしれませんが、上から7番目の写真(左(速記者席))の壇上の所と8番目の写真(議場バルコニー中央)の天皇の御傍聴席に松ぼっくりの彫刻があります。

 

美珍麗・探訪の「国会議事堂④装飾」》の記事にも国会議事堂の建物内部に、幾つかの彫刻の画像が掲載されていました。こちらの写真の方が分かりやすいです。上から3つ目の写真(右:階段塔屋の外壁(アカンサスの蕾?))には、「松ぼっくり」とそっくりの彫刻が載っていました。

 

その後、私もテレビの報道番組で衆議院本会議の映像が出た時に確かに、議長席の前の彫刻に「松ぼっくり」があるのを確認しました。どうして国会に「松ぼっくり」の彫刻が置かれているのか、です。それは、国会が「松果体を支配する者」が集まる場所という意味だと感じます。

 

あるいは、「松利権を有する者が真の支配者」と言えると思います。《ホルスの目としての松果体による人間の支配》にありますが、人間自身が松果体によって支配される闇の仕組になっています。ピラミッド社会の支配層が松利権を有して大衆を支配する構図になります。

 

「松ぼっくり」のオブジェで有名なのが、「バチカン美術館」です。《ヴァチカン》には、ヴァチカン美術館の中のピーニャの広場に置かれたブロンズ製の巨大な松ぼっくりの画像が掲載されています。ピーニャ(pinya)とは松ぼっくりを意味します。バチカンもまた、松果体利権の支配者ということを示唆しています。

 

調べてみると、国会議事堂の「松ぼっくり」の彫刻や模様は、「アカンサス」の植物に由来する装飾です。《アカンサス (装飾) - Wikipedia》には、「アカンサスは、葉を表す装飾の中でも、非常に一般的なものである。建築意匠の場合は、地中海産のアカンサス・スピノザ種の葉が岩石や材木に彫刻される。」

 

「アカンサスの装飾は、コリント式やコンポジット式のオーダーの柱頭、フリーズなど様々な部分に現れる。 古代ギリシア文化がこの装飾の起源であり、渦を巻く葉の先端はローマ人によって磨きをかけられた。アカンサスのデザインの人気は、ビザンティン、ロマネスク、ゴシック建築の時期まで続き、ルネサンス期に復興、現在まで支持され続けている。 」と記されています。

 

アカンサス - Wikipedia》には、「アカンサスは、その名前にはギリシア語で「トゲ」と言う意味がある。アザミに似た形の葉は古代ギリシア以来、建築物や内装などの装飾のモチーフとされる。特にギリシア建築のオーダーの一種、コリント式オーダーはアカンサスを意匠化した柱頭を特色としている。ギリシアの国花。」とあります。

 

アンカサスの装飾は、古代ギリシアが起源であることから、松果体収穫の祭典であった古代オリンピックにも関係していると感じます。《アカンサスと松ぼっくり》には、皇居の二重橋前の濠のフェンスにある松ぼっくりの装飾の画像が載っています。皇居を住まいとする天皇も松果体の支配者であることを暗示していると感じます。(つづく)