ウィキペディアによると、北方領土問題は、北海道根室半島の沖合にある択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の島々の北方領土に対して、現在実効支配しているロシア連邦に対して日本が返還を求めている領土問題です。日本国政府は、ロシア連邦が自国領土だとして占領・実効支配している北方領土について、不法占拠された日本固有の領土だとして、返還を求めています。
1945年(昭和20年)8月14日に日本がポツダム宣言の受諾を決定し、翌15日に玉音放送によって国民に降伏を告知、自発的戦闘行動を停止した後の1945年8月28日から9月5日にかけて、赤軍(ソ連軍)が当時まだ有効であった日ソ中立条約を一方的に破棄して北方領土に上陸し占領しました。実は、侵攻に際し、米ソ合同作戦「プロジェクト・フラ(Project Hula)」が実行されていました。
米国で建造された軍艦や米軍に習熟訓練を受けたソ連兵たちも参加したのです。米ソ合同作戦「プロジェクト・フラ」は、初めて聞く言葉です。ウィキペディアには、『プロジェクト・フラは、太平洋戦争末期、ソ連対日参戦に備えてアメリカ合衆国(米国)とソビエト連邦(ソ連)とが合同で実施した極秘軍事作戦である。1945年5月から9月にわたって、米国はソ連に対し掃海艇55隻・上陸用舟艇30隻・護衛艦(タコマ級フリゲート)28隻など計145隻の艦船を無償貸与。
この時期、アラスカ準州コールドベイのアメリカ軍(米軍)基地に米軍スタッフ約1500人が常駐、ソ連兵約12000人が集められ艦船やレーダーなどの習熟訓練が施された。貸与された艦船は樺太南部や千島列島への侵攻で使用された』と記されています。詳細は、ジャーナリストの粟野仁雄のDIAMOND online記事 《北方領土「日本人が知らない」真実、占領の黒幕・返還交渉の矛盾…》にあります。
ジャーナリストの粟野仁雄は、「事実は北海道新聞の報道後、釧路新聞と根室新聞が報じたが、全国紙は無視した。(中略)現代史の中で語られる出来事は、今の政治に直結しているケースが多いため、こうしたことは多い。日露首脳会談のときだけ賑やかになる北方領土問題も、その実、4島をめぐる現代史の根本事実すら国民には知らされていない」と発言しています。
米軍がソ連軍に軍事物資を無償貸与して、ソ連の対日参戦を支援したのです。ソ連の北方4島占領の背景に米国の強力な軍事援助があったことを示唆しています。これは、米国を中心に日本の封印の仕組が作られたことを意味します。戦後の米国は、軍産複合体の武器商人によって、北朝鮮を利用して日本から金を巻き上げて利益を得る構図を築いてきました。
《北朝鮮による日本人拉致問題とは何か》にありますが、米国は北朝鮮を悪役に仕立てるために日本人拉致問題を仕組んだのです。北朝鮮を軍事的な敵対国とすることで、米国の傘下にある日本は米国製の軍事物資を大量に購入することになります。北朝鮮による日本人拉致問題は、嘘の演出であり、自作自演の工作なのです。そこには、利益を得ている日本の政治家も当然関わっています。
これが「表で戦い、裏で手を握る」という表面的な対立工作です。戦わせて利益を得る同和の闇の構図なのです。米国が軍事援助したソ連による北方4島占領も同じ構図だと感じます。日本とロシアを仲良くさせないで対立させることが米国の利益に繋がります。現在でも日露を対立させることで利益を得る勢力が存在するからこそ、日露間の平和条約が締結されていないのです。
米国による北朝鮮とロシア(旧ソ連)を利用した日本を暗闇にする仕組の背後にいるのが、ロスチャイルドを主とするDS(ディープステート)です。DSには、トカゲ・レプタリアンが背後にいて人間を操って闇の世界を構築して来ました。トカゲ・レプタリアンを統率していたアークが統合して「Q」として働いており、水面下で闇の仕組を終わりにしています。もう北朝鮮も闇の役割を終えていると感じます。
DSは、北朝鮮が今までのように働かなくなっているので、中国VS米国の対立構図を懸命に強調しています。尖閣諸島などの日中の領土問題を主にして、中国脅威論を必死に煽っています。日韓の竹島問題や慰安婦問題も同じです。米国は日本を封印して深い暗闇にする役割でした。ロシア、北朝鮮、韓国、中国などの周辺国との対立構図の闇は、もう終わりに来ています。(つづく)