
6月1日(土)午後8時15分頃、自動運転の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(横浜市磯子区)で、列車が約25メートル逆走して車止めに衝突し、乗客らが重軽傷を負った事故がありました。
磯子区民だったこともあり、シーサイドラインは、私も幾度か乗車したことがあります。無人運転ということも知っていました。今回の事故は、自動化に対する一種の警鐘だと感じます。
自動化のために全面的にコンピュータ任せにすることは高いリスクを伴います。コンピュータが誤作動することも、暴走することもあります。最終的には人間が制御することです。
どんな場合でも動かす主体者は必要です。自動車、バス、電車、船舶、航空機などあらゆる交通機関は、自動化の方向に進んでいます。しかし、動かす主体は人であるべきです。
人間が操縦することが大事だと思います。交通機関に限らず、全てにおいて主体は重要です。何事にも軸になるものは欠かせないのです。それは、人の意志や意図を使うからです。
宇宙船や円盤と呼ばれるハイテクの移動物体にも船長や操縦者がいます。宇宙船は船長の意図で進行方向を決めるといいます。利便性の追求一辺倒ではなく、何が大切なのかを見極める必要があります。