6月17日、夜寝る時に「ボヘミアの川よモルダウよ・・」という歌詞とメロディーが浮かびました。いつかどこかで聞いたことがある楽曲で薄っすらと歌詞を覚えていました。翌日、ネットで調べてみると、スメタナ作曲の「我が祖国」の中の「モルダウ(ヴルタヴァ)」でした。「我が祖国」は、ベドルジフ・スメタナの代表的な管弦楽曲で、1874年から1879年にかけて作曲された6つの交響詩からなる連作交響詩です。
「ヴィシェフラド」、「ヴルタヴァ」、「シャールカ」、「ボヘミアの森と草原から」、「ターボル」、「ブラニーク」の6曲が作曲されました。交響詩は、管弦楽(オーケストラ)によって演奏される標題音楽のうち、作曲家によって交響詩と名付けられたものを言います。YouTubeを探すと、カラヤン指揮の《モルダウ・「我が祖国」より》と日本語の歌詞をつけた《【合唱曲】モルダウ/ 歌詞付き》の動画がありました。
「どうしてモルダウの歌詞と曲が浮かんだのだろう」と自問するとボヘミアの川と森だと感じました。ボヘミアの川であるヴルタヴァ川は、チェコ国内最長の川で、エルベ川の支流です。ヴルタヴァ川の名前(Vltava)は、「野生の水」を意味する古いゲルマン語の「wilt ahwa」に由来すると考えられています。ヴルタヴァ川は、ボヘミア盆地の南縁の一部にあたるシュマヴァ山地(ボヘミアの森)の主稜線上に位置します。
そして、ドイツ国境に近いチェルナー・ホラ山付近や、ドイツ側のバイエルンの森に発する複数の川を源流とします。ボヘミアの森と川からセッション記事の《ドイツの黒い森で松果体収穫をしていたケルトの過去世が光に還る》を思い出しました。クライアントの方は、ドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルト)で、女性と子供の狩をして松果体収穫をしていたケルトの過去世がありました。
黒い森は、幾つかの川の源流であり、大事な光の場所でした。川の源流の黒い森の光を封印するために松果体収穫が行われていたのです。古くから欧州の森では、川という水の流れを封じるために人間狩の松取りが行われており、闇の仕組になっていたと感じます。モルダウ(ヴルタヴァ)川とボヘミアの森の関係も同じだと思いました。「我が祖国」の第三曲「シャールカ」には、ヒントがありました。
シャールカとは、プラハの北東にある谷の名であり、その由来は男たちと女たちが死闘を繰り広げたというチェコの伝説「乙女戦争」に登場する勇女の名です。乙女戦争のウィキペディアには「武装した一人の女がいくつもの男の死体を踏みつけ、盃に男の血を集めて貪り飲むという光景を夢で見た」との記述もあります。「乙女戦争」の伝説は、女性を犠牲にした男性による戦いという松果体収穫を暗示していると感じます。
「我が祖国」は、モルダウ川と戦いをテーマにしていますが、その裏で戦いという隠れ蓑の下で行われた松果体収穫とそれによるボヘミアの川と森の封印を暗示していると思います。スメタナの御魂を上げる必要があると感じました。ベドルジハ・スメタナ(1824年-1884年)は、チェコの作曲家・指揮者・ピアニストです。ボヘミア北部、現在のパルドゥビツェ州の都市リトミシュルで生まれました。
スメタナは、当時、オーストリア=ハンガリー帝国(オーストリア帝国)によって支配されていたチェコの独立国家への願望、チェコ民族主義と密接に関係する国民楽派を発展させた先駆者です。そのため祖国チェコにおいては、広くチェコ音楽の祖とみなされています。スメタナの御魂が光に還るよう光を降ろすと「工作員。ワニ。音で闇にする。楽器が闇の音を出す」と伴侶が伝えて来ました。
スメタナは、ワニの宇宙人がいたことから松果体収穫の秘密を知っていたと思います。地球の楽器が闇の音を発することは過去のヒプノセラピーで伝えられていました。《「大体のものが地球で闇に変えられた」》では、「地球で音が変えられている。周波数を変えられている。大体のものが地球で闇に変えられた。地球を創った人たちに」とあります。
オーケストラの管楽器は金属で出来ています。金属の精製や管楽器の成形には火を使います。火は松果体収穫によって闇のエネルギーにされたのです。その一例に「たたら製鉄」があります。製鉄炉で、松果体収穫の証拠隠滅のために遺体を火で処理したのです。本来、火は水と一緒で光の役割でしたが、松果体収穫に秘密裏に利用され闇の役割になったのです。
金属で出来た物が世の中に出回ることで闇が広がります。また、弦楽器は、弦は野生動物の体の一部を使っています。いずれにしても、生命を人間のエゴのために利用して来たことに繋がります。鳥のさえずりや水の流れなど自然の音を除く、人工的な音は闇を広げるための仕組だったと感じます。「我が祖国」の「モルダウ」の曲は、特に印象に残るように思います。
オーケストラの演奏のように、何種類もの管楽器、弦楽器が奏でる音を混ぜることで、闇を隠して広げることが出来るのかもしれません。地球を闇から光に還るためには、闇の役割としての火を統合することがとても重要になって来ます。最後に、ボヘミアの森とモルダウ川の闇が統合するよう意図して光を降ろしました。ヨーロッパの大事な森と川が本来の光の姿になることを願っています。