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稲尾岳は、九州の大隅半島南部に横たわる肝属(きもつき)山地の南東部海岸沿いに聳える山です。狭義では稲尾神社のある標高930メートルの山を指し、広義では最高峰の枯木岳などを含む山塊を指します。稲尾神社の祭神は不詳であり、古くは稲尾権現と呼ばれていました。九州の東海岸沿いを南下して大浦(肝付町岸良大浦)に達した平家の落人伝説があります。

 

平家の落人は、稲尾岳を越えて大原(錦江町田代麓)や辺塚(南大隅町佐多辺塚)に移り住んだと伝えられています。江戸時代には稲尾権現に阿弥陀如来像、薬師如来像、観音菩薩像が安置されており、山麓の辺塚にある近津宮白佐権現で祭祀が行われていました。これまでのワークから平家の落人伝説が残る地域では、古くから松取り(松果体収穫)が行われていたことが分かっています。

 

(いくさ)の敗者が表世界から裏世界に回り、松取りの闇の役割をするのです。戦の松利権を失って地方で密かに松取りをして来たと感じます。原生林のある稲尾岳の過去のワークでは、大きな龍の玉が解放されていました。「龍の玉」は、龍の魂であり、光のエネルギーだと捉えています。稲尾岳山頂にある稲尾神社は、グーグルマップの画像では、小さな赤い鳥居と祠があるだけの神社です。

 

稲尾神社に光を降ろすと「松取り場所」と伴侶が伝えて来ました。古くから稲尾岳の光を封じるために松取りが行われて来た場所です。グーグルマップで稲尾岳を観ていくと「照葉樹の森稲尾岳ビジターセンター」が目に留まりました。ビジターセンターは、国立公園や国定公園などにおいて、その自然(地形・地質・動植物)などの情報を展示・解説し、公園の利用案内を行っている施設のことです。

 

照葉樹の森稲尾岳ビジターセンターの指定管理者は、かのや緑化協同組合(造園事業協同組合)です。《秘密の地下施設の可能性を感じる立川広域防災基地》から「造園」は、松取りを隠すための工作だと分かっています。かのや緑化協同組合代表理事の右田顕一と鹿児島県鹿屋市笠之原町にある本社に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「闇」「いいです」と伴侶が伝えて来ました。

 

照葉樹の森稲尾岳ビジターセンターの建物に光を降ろすと「地下がある」と伝えられました。稲尾岳を封じる稲尾神社の闇の役割を引継いでいるようです。日本各地の山や自然の場所に多くのビジターセンターが置かれている理由が理解できます。次に、稲尾岳周辺の水の場所を探していきました。稲尾岳には「川の源」がありました。《ぼちぼちいこか》には、「川の源」の案内板と渓流の画像が載っています。

 

「川の源」の案内板には、「この水は降った雨が山肌にしみこみ、ろ過され花崗岩の岩肌から湧き出しているもので、この水も渓流となり、川となって、やがて鹿児島湾に注いでいます。」と記されています。「川の源」は、南大隅町の雄川(おがわ)の源流のようです。雄川には、有名な「雄川の滝」があります。雄川の滝は、鹿児島県南大隅町根占川北にある滝です。

 

鹿児島県南東部の大隅半島の南部にある南大隅町の北部に位置し、南大隅町の中心街を流れる川、雄川の上流に所在します。滝を取り巻く地形は、シラス台地が川の流れによって浸食されて形成されたものであり、滝の落差は46mであり、幅は60mです。滝壺の水面は、エメラルドグリーンの色をしていることで知られます。2018年放送の大河ドラマ「西郷どん」のオープニング映像に使用されました。

 

「川の源」と「雄川の滝」に開かれるよう意図して光を降ろすと「いいです」「水の場所」と伴侶が伝えて来ました。雄川の滝の画像を観ると美しい水の場所だと分かります。さらに、「花瀬(はなぜ)」と「神川大滝」も気になりました。花瀬は、鹿児島県錦江町を流れる雄川の川面を中心とした景勝地です。 幅100mの平坦で滑らかな岩盤からなる河床が長さ2kmにわたって続いています。

 

岩盤は所々に割れ目があり水量の多い時期には流れる水が白い波を立てることから花瀬と名付けられました。神川大滝は、鹿児島県肝属郡錦江町神川の神川大滝公園内にある神ノ川の幅30m、高さ25mの滝です。花瀬、神川大滝と稲尾岳全体に光を降ろすと「いいです」「いいです」「光は入りました」と伝えられました。大隅半島の稲尾岳の自然が本来の輝きを取り戻すことを願っています。(おわり)