2022年2月4日に開幕した北京オリンピックは、2月20日に閉幕しました。今回の北京五輪は、様々なトラブルや疑惑の判定などのゴタゴタ劇が続出しました。スキージャンプ混合団体では、高梨沙羅ら4カ国の女子選手5人がスーツの規定違反で失格になりましたが、その前に行われた個人戦では同じスーツが問題視されずに、世界各国から批判が噴出しました。スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢も不可解な採点や判定の影響を受けました。
ショートトラックなどでは中国びいきにも映る判定や不正疑惑が出て来ました。なかでも、今大会で一番の疑惑と問題を投げかけたのは、フィギュアスケート女子です。カミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)のドーピング違反を巡って、スポーツ仲裁裁判所が個人種目出場を認める裁定を下したことです。また、ワリエワがROCの一員として金メダルを獲得したフィギュア団体のメダル授与式が詳しい説明もなく延期となりました。
さらに、ワリエワが、2月17日に行なわれたフィギュアスケート競技の女子シングル、フリースケーティング(FS)で、ミスを連発して最終的に4位に終わったことです。ショートプログラムで首位に立ちながらも、FSでジャンプミスが重なり、これまでの輝かしい経歴からは信じられないような演技でした。ドーピング疑惑問題で、精神的な重圧を受けたのは間違いないでしょう。悲嘆にくれるワリエワの姿がテレビ画面に映し出されました。
ワリエワに批判的だった人たちも、悲しみに暮れる15歳の少女の姿を見て、慈愛の目で擁護する側に立ったと思います。ここに輪をかけたのがワリエワのコーチのエテリ・トゥトベリーゼです。泣き崩れたワリエワに、トゥトベリーゼは情け容赦なく、「なぜ途中で諦めたの?理由を言いなさい」と問い詰めたのです。これをきっかけにして、コーチのエテリ・トゥトベリーゼは、世界中から批判の目に晒されることになったのです。
ロシアのフィギュアスケート女子選手のワリエワとコーチのエテリ・トゥトベリーゼの、この一場面がオリンピックの全てを物語っている気がします。純粋な少女を大人のエゴで汚くするのです。フィギュアスケートは冬のオリンピックの華です。見た目は華麗でも、裏ではドロドロの汚い闇が潜んでいるのです。目に見る世界は、人間のエゴによって、汚いものを隠すようになり、逆に、綺麗なものに見せかけるようになります。
地球を汚して封印にするのは人間のエゴの闇です。今回、ロシアのフィギュアスケート女子選手のワリエワ、コーチのエテリ・トゥトベリーゼの関係の調査とエネルギーワークを行うことにしました。《Guts Diary》には、驚くようなワリエワの衣装の画像が掲載されています。爬虫類の絵柄が施されている衣装を着ているのです。1つ目の衣装には、左肩の背中に赤色の長い舌を出している青色の蛇の姿があしらわれています。
2つ目の衣装には、背中に大きくトカゲのような姿が絵柄が映し出されています。赤い舌と白いキバのようなものもに見えます。大きな青い2つの目玉がワリエワの両肩の後ろに位置しています。トカゲ・レプタリアンの存在を示唆していると感じます。これは、《トカゲを模した建築物が暗示する深い闇のバチカン》に引用したパウロ6世記念ホールの画像と同じトカゲを模した構図です。明らかにトカゲ集団のDS(ディープステート)が背後いることを誇示しています。
これらの衣装は、芸能人や政治家がイルミナティサインをしていることと共通しています。仲間や大衆に向かって、人間を支配している闇の宇宙人の存在をアピールしているのです。Guts Diaryが引用した日刊ゲンダイ記事からは、コーチのエテリ・トゥトベリーゼの本質が垣間見えます。『今大会に出場したワリエワ、トルソワ、シェルバコワを指導するエテリ・トゥトベリーゼ・コーチは通称「鉄の女」。
厳しい指導のみならず、スケート場を「工場」、選手を「原材料」と表現する。その言葉に従えば、ワリエワは「製品」だろう。つまり、ドーピングという「いわく」がついた「製品」は、もはや用済みになっても不思議ではないのだ。そもそも、近年のロシアのフィギュア選手は、五輪に限れば1大会限定の「使い捨て」が多い。2018年の平昌五輪金メダリストのザギトワはまだ19歳ながら、今季の強化指定メンバーから除外。
現在はインフルエンサーとして、テレビ番組の司会やモデル、タレントとしても活躍し、北京五輪も取材で訪れている』。エテリ・トゥトベリーゼは、選手を生身の人間としてではなく「モノ」や「ロボット」として扱っているようです。「原材料」の選手を「工場」のスケート場で、金メダリストとなる「製品」に仕立てるのです。これは、DSが目論む自動化、機械化して人間牧場化する事と同じです。人間を思い通りに支配・コントロールするエゴの闇の概念です。(つづく)