清水港についてネットで調べている時に中央やや左の腹部に痛みのサインが来ており、神戸港の調査とワークを行う必要を感じていました。神戸市は、2013年から2019年までの7年間、出張ヒプノセラピーを行っていた場所でもあり、個人的にも今世・過去世で縁が深い土地だと分かっていました。過去の六甲山のワークでは、「神の戸が開くと光が出る。シリウスの闇の拠点」と伝えられていました。光の地である神戸を封じる窓口の1つが神戸港です。
神戸港は、兵庫県神戸市にある港湾で、港湾法上の国際戦略港湾に指定されています。日本の主要な国際貿易港(五大港:東京港・横浜港・名古屋港・大阪港・神戸港)の一つで、スーパー中枢港湾の指定を大阪港と共に受けています。開港は1868年1月1日(慶応3年12月7日)です。六甲山(六甲山系)の連なる山々から大阪湾に至る急峻な地形によって、水深が急激に深くなる特徴から「天然の良港」として知られる日本を代表する国際貿易港です。
その歴史は、大輪田泊(おおわだのとまり)や兵庫津(ひょうごのつ)と呼ばれた兵庫港に始まり、かつての都であった奈良や京都と、日本国内の東西航路や大陸との交易の拠点として古くから栄えてきました。また、商業や工業が集積する大阪に近いこともあり、近代以降も国際貿易の拠点として規模を拡充した結果、1970年代には阪神工業地帯の輸出港として海上コンテナの取扱個数が世界一になるなど世界有数の港として知られていました。
神戸港-Wikipediaの歴史の項目を読んでいくと「鈴木商店」に目が留まりました。『政府の富国強兵策による近代化で工業が貿易と共に興り、しだいに大阪と共に阪神工業地帯を形成していく。日清戦争(明治27-28年)後には香港・上海を凌ぐ東洋最大の港となって商社「鈴木商店」などに代表される海運業が隆盛、ロンドン・ニューヨーク・ハンブルクと並ぶ世界四大海運市場として世界に名を知られるようになっていった』とありました。
鈴木商店は、清水港を拠点とする海運業が源流の「鈴与」の「鈴木家」と同じ苗字です。鈴木商店について調査とワークを進めることにしました。wikiには『鈴木商店は、かつて存在(登記上は現存)した日本の財閥、商社。樟脳、砂糖貿易商として世界的な拠点網を確立するとともに、製糖・製粉・製鋼・タバコ・ビールなどの事業を展開。さらに保険・海運・造船などの分野にも進出し、ロンドン・バルティック取引所で日本企業として2番目の会員企業となる。
鈴木商店の子会社の1つの商社である日本商業会社は、岩井産業と合併し日商岩井となり、更にニチメンと合併した。現在の双日の源流の一つでもある』と記載されています。この中で「樟脳(しょうのう)」が気になりました。wikiによると、樟脳は、融点180°C、沸点208°Cの白色半透明のロウ状の昇華性結晶で、強く刺すような樹脂系の香りを持ちます。クスノキ(楠)の精油の主成分です。クスノキはアジア、特にボルネオに産することから、樟脳の別名の起源となっています。
強い香りを有する樟脳から「白檀(びゃくだん)」を思い出しました。《白檀の香りが教えてくれた闇を隠すためのマスキング》の記事では、白檀の香りがしたことをきっかけに、白檀の産地であるインドのエネルギーワークを行いました。白檀の香りは、松取り(松果体収穫)の際の血生臭さを消すために利用されて来たと分かりました。白檀と同様に強い香りを持つ樟脳も、松取りの臭い消しとして裏で用いられて来たと感じます。
『クスノキは薩摩藩の御用木として勝手な伐採は禁止されており、樟脳の生産は主に鹿児島のほか、長崎の五島で行なわれていたが、岩崎弥太郎が外国船で樟脳が必需品であることを知り、土佐藩でも外貨獲得のための産品として盛んに製造されるようになった。かつてはセルロイドの可塑剤として非常に大量に使用されていた。日本は当時植民地であった台湾においてクスノキのプランテーションを経営していたため、20世紀はじめには世界最大の生産国であった。
明治期、日本の事業家土倉龍治郎が、台湾で林業・電気事業と共に樟脳事業を展開、成功していた。無煙火薬の原料としてノーベルも注目していた』とwikiに書かれています。裏で松取りに利用されていた樟脳を追っていくと、松利権の対象者とネットワークが浮き彫りになります。樟脳の主生産地だった鹿児島から西郷隆盛などのロスチャイルド勢力で、裏インドの闇としての薩摩藩につながります。日本郵船をつくった三菱グループの創業者・岩崎弥太郎にも結びつきます。
岩崎弥太郎の出身である土佐藩でも樟脳を生産していたことから、土佐藩士の板垣退助、坂本龍馬などの著名人も関係します。台湾で樟脳事業を展開、成功していた土倉龍治郎は、《同志社大学に多額な設立資金を寄付した後南朝の奈良吉野の林業家・土倉庄三郎》にある、新島襄・八重夫妻と親交があり、同志社大学設立を支援した林業家・土倉庄三郎の二男です。ノーベルは、ダイナマイトを発明し、彼の遺産からノーベル賞が創設されました。
ノーベルは火薬を扱っていたことから、火薬原料の硝石(塩硝)にも繋がります。硝石(塩硝)は、火薬原料の裏では、食人の肉の防腐剤として利用されて来たと感じています。硝石(塩硝)、樟脳とも松取りの隠された金儲けであり、松利権の闇に直結します。ノーベルはクリミア戦争の兵器製造で大儲けしたとされますが、実際は、松取りによって金儲けしていたと捉えられます。樟脳の原木であるクスノキから八咫烏の松取り工作員としての楠木正成も連想されます。
楠木正成、楠木正行の親子はクスノキがある生駒山やその麓を拠点として戦を行っており、松取りを暗示します。また、樟脳を主原料にした合成樹脂のセルロイドから企業の「ダイセル」に繋がり、ダイセルのフィルム事業が分離した「富士フイルム」に至ります。「富士フイルム」はアドレノクロムのネット検索で出てくる会社です。過去のワークでも松利権に関係していると分かっています。樟脳の「樟」はクスを意味します。樟脳の字自体の「脳」から、松果体採取のヒントが置かれている気がします。(つづく)