2022年(令和4年)4月8日に山口県阿武郡阿武町で発生した新型コロナ対策の臨時特別給付金の全世帯分相当額4630万円を町内の1世帯の口座に誤送金し、送金先の相手が返還を拒否した「阿武町誤送金問題」は、5月18日に急展開し、当事者の男が逮捕されました。Yahoo!ニュースの「【速報】山口・阿武町4630万円誤送金問題 田口翔容疑者(24)を逮捕「ネットカジノで使った」容疑認める 電子計算機使用詐欺の疑い 山口県警(TBS NEWS DIG)」記事で伝えられています。
『新型コロナ関連の給付金を、山口県阿武町が誤って全世帯分の4630万円を男性に振り込み、町が返還を求めている問題で、警察は24歳の無職の男を逮捕しました。電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは阿武町の無職、田口翔容疑者です。田口容疑者は阿武町から入金された4630万円がミスで入金されたものと知りながら、4月12日、スマートフォン操作して決済代行業者の口座に400万円を振り込み不法に利益を得た疑いが持たれています。
取り調べに対し、田口容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。弁護士などによると田口容疑者は4633万円を海外のネットカジノで使ったと話しているということで、警察で関連を調べています』。阿武町は5月12日、田口翔を相手どって、誤送金分と弁護士費用など約5116万円の支払いを求め提訴しました。その際、阿武町は、「被告名の田口翔と住所の山口県阿武町大字福田下3437番地」を含む訴状(画像)を公表していました。
今回の阿武町誤送金問題は、個人的な推測として「巨額な公金を反社に流すためのグルの仕業であることを大衆に気づかせる意図がある」「舞台が下関市に本店がある山口銀行であることから安倍晋三元首相の安倍案件であり、過去の手法と流れを暴露した形になる」と見ています。安倍晋三元首相の事務所は下関市にあり、「桜を見る会問題」や「ケチって火炎瓶問題(安倍晋三宅火炎瓶投擲事件)」で、実質的に、自分の利益のために反社を働かせて金を流していたことが表面化していました。
90歳になる義母でさえ、「誤送金の問題は色々おかしい事がある」と話しています。非常に稚拙でバレるように仕組まれた気配を感じます。政治家などの権力者の配下に反社が存在して働いていることは、ある意味、どこの国でもあることであり、支配層の構造的な闇と見ています。支配層の構造的な闇の源流は、権力者の松取り(松果体採取)による利益(松利)の支配・拡大に、現場作業員である反社の人間を使ってきたことです。政治と反社は、表と裏の関係なのです。
今回、阿武町誤送金問題について疑問点を拾い出し、調査とワークを進めることにしました。ツイッター情報には、『誤送金の件どうもわからんなぁ
阿武町ー新人職員ー24歳田口翔ー山口銀行ー4630万ー空白の2週間ー弁護士。胡散臭いよなー匂いまくってるわな』とあります。初動や途中の空白など時間を掛け過ぎています。私は、ネットで情報収集して以下の5つの点をポイントとしました。『①田口翔は、阿武町が力を注いでPRしている“空き家バンク”制度を利用して「1年半ほど前に移住」。
②阿武町の口座がある「山口銀行」から送金された4630万円 ③田口翔が4630万の大半移動させたのは「三菱UFJ銀行宇部支店」④田口翔は、誤送金された4630万円を数社のネットカジノに全部使った。⑤山口県警は、誤送金された4630万円の一部を、自分の金ではないことを知りながら、オンライン決済サービスを利用して決済代行業者口座に振り替えた電子計算機使用詐欺罪で田口翔を逮捕した』です。①の田口翔が“空き家バンク”制度を利用して阿武町に「1年半ほど前に移住」した情報は《ForestLifeNews》にあります。
1年半ほど前に移住したというのは、今回の事件を計画していたから、そのために移住したのだと感じます。阿武町の訴状に記載された住所:山口県阿武町大字福田下3437番地をグーグルマップで調べると、近所に5軒しかないと思われる山間部の家でした。とても自然豊かな場所ですが、若い人がわざわざこんなへき地に移住してくるのか、はなはだ疑問です。田口翔は、誤送金を懐に入れた後は転居したようです。山口県阿武町大字福田下3437番地の所在地の周辺には、「たたら製鉄遺跡」があります。
南西5kmほどの所に国指定史跡・世界遺産構成資産の「大板山たたら製鉄遺跡」があり、北北東5kmほどの所に国指定史跡の「白須たたら製鉄遺跡」があります。いずれも江戸時代のたたら製鉄遺跡です。たたら製鉄があったということは、裏で松取りが行われており、サンカの人たちの集落だったと推測できます。サンカとは、権力者の下で松取りを行う現場作業員です。松取り作業の対価に金をもらうために、金の亡者の工作員となり、現代の反社を形成してきました。
田口翔に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「チンピラ。でも可哀想な家庭環境だったように思う」と伝えられました。田口翔は、殺し屋ではないですが、いわゆる「鉄砲玉」の役割だったと感じます。調べてみると《路地裏ニュース》には、『田口翔の生い立ち「母子家庭が招いた悲劇」文春砲』の記事がありました。母子家庭は間違いないと思いますが、当然、週刊文集も印象操作・情報操作を行います。反グレのような田口翔の画像を出す事自体が、事件を個人の問題にしようとする意図を感じます。(つづく)