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2022
517日から12日間に渡って開催された第75回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督が初めて手掛ける韓国のドラマ映画「ベイビー・ブローカー」にエキュメニカル審査員賞と、ソン・ガンホに男優賞が贈られたニュースが流れました。映画「ベイビー・ブローカー」についてはブログ記事《本物の「ベイビー・ブローカー」》を書いた伴侶から最初に話を聞きました。「ベイビー・ブローカー」の題名を聞いて、「そんなタイトルの映画を出しちゃうんだ」と思い本当に驚きました。

 

「ブローカー」とは暴利を貪る悪徳商人や仲買人のことです。「ベイビー・ブローカー」とは「赤ちゃん仲買人」の意味です。「ベイビー・ブローカー」の題名そのものが、アドレノクロムを製造するために原料となる赤ちゃんを誘拐して殺める、児童虐待・人身売買の暗黒集団組織の闇を示唆していると見ています。約2週間前に、北海道当別町で「赤ちゃんポスト開設」のニュースを知り、調査とワークを行っていたので、映画「ベイビー・ブローカー」には尚更、驚いたのです。

 

「ベイビー・ブローカー」が韓国ドラマ映画であり、キャストが全て韓国人俳優であることが、現実味を増しています。Yahoo!映画に掲載のベイビー・ブローカー(2022624日公開) あらすじ・解説によると『クリーニング店を営む借金まみれのサンヒョン(ソン・ガンホ)と、「赤ちゃんポスト」がある施設に勤務するドンス(カン・ドンウォン)の裏の顔はベイビー・ブローカーだった。ある晩、二人は若い女性ソヨン(イ・ジウン)が赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をひそかに連れ去る。

 

翌日考え直して戻って来たソヨンが赤ん坊がいないことに気づき警察に届けようとしたため、サンヒョンとドンスは自分たちのことを彼女に告白する』と記されています。映画の内容も裏の闇そのものを浮き彫りにしているようです。202011月のアメブロの過去記事《美容の世界に浸透しているアドレノクロムの闇》には、『トルコ国営放送でアドレノクロムの番組が放送されました。有名な政治家や俳優と共に、EGFフェイシャルの美容法が紹介されており、子供の命を犠牲にした忌まわしい成分が示唆されています。

 

アドレノクロムという究極のエゴの闇が美容や化粧品の領域にも浸透しています』と概要を書いています。さらに、トルコ国営放送で韓国が絡んでいることが伝えられていました。『2018年のサンドラ・ブロックの特殊な美容法についてのインタビューを取り上げています。そのインタビューでブロックは、通称「ペニス・フェイシャル」と呼ばれる美肌治療を受けていることを明かしました。これは、幼児の包皮から抽出した成分を肌に注射する美容法だといいます。

 

抽出成分について番組の中では、「韓国の赤ちゃんから採れる」と伝えています。赤ちゃんを犠牲にしたアドレノクロムを顔に注射する美容法だと示唆しています。韓国で美容整形が広まっていることと繋がっていると感じます。 有名人や女性にとって身近な美容の領域まで、アドレノクロムの闇が浸透しているのです。話題の美容法「ペニス・フェイシャル」なるエステは、1回の施術料650ドル(7万円)のエステに定期的に通うことで、若く瑞々しい肌が保たれるといいます』。

 

アドレノクロムだけではなく、胎盤抽出物であるプラセンタも関係しています。《久留米を起源とする世界的なプラセンタ製剤会社の日本生物製剤》にありますが、株式会社日本生物製剤は、東京都渋谷区富ヶ谷に本社を置く、ヒト、ウマ、ブタ由来の胎盤を原料とした医療用医薬品、健康補助食品、化粧品及びその原体の製造・販売を行う会社です。日本生物製剤は、プラセンタ製剤のワールド・リーディング・カンパニーであり、社長が韓国人なのです。

 

韓国(Green Cross)、中国、台湾、欧州(スイス)にグループ会社を持ち、各国に26のディストリビューターを有した世界販売網があります。日本生物製剤は、実質的に韓国の会社と見ています。研究所や工場を4箇所有する福岡県久留米市が起源であり、古くから松利権を有している久留米藩主・有馬氏と繋がっていると推測しています。有馬家の第17代当主・有馬頼央(よりなか)は東京水天宮宮司です。公式サイトによると、一般社団法人有馬会の理事長・有馬頼央は「助産師育成支援制度」を運営しています。

 

この意味は、ヒトの胎盤を収集できるシステムの構築と見ています。日本と韓国が裏で繋がっているのです。また、《日本を覆う統一教会を中心とする松果体利権の暗黒網》にありますが、統一教会は日本と韓国を跨ぐ松利権網の強力な宗教組織です。統一教会の下部組織には、反共主義の政治団体・「国際勝共連合」があり、その名誉会長が日本船舶振興会(現・日本財団)のトップだった笹川良一です。韓国はキリスト教系新興宗教が多くあり、男性教祖が大勢の女性信者を囲う構図がつくられています。

 

そこから、性的儀式や胎児の闇に繋がり、男性による女性の封印や命を金に換える闇の仕組に通じます。《クランクイン!》には、是枝裕和監督が「ベイビー・ブローカー」に込めた思いが伝えられています。『この作品に限らず僕自身は現実味を厳しさというものをどこかにきちんと描きこみながらもやはり最後に人間の可能性とか、ある種の善性みたいなものは、今回特に赤ちゃんを巡る話でもあるので、描きたいなという風に思いました。

 

日本でも韓国でも、この"ベイビー・ボックス"というものへの評価というのは定まっておらず、賛否色々とあると思います。ぺ・ドゥナさんが演じた(刑事の)スジンの目線を通して、車の外から見ていたら単なる犯罪者の集まりである彼ら、そして売られていく赤ん坊を見る目線を、映画を通して色々なところから揺さぶっていきながら、スジンの中で彼女の言葉や、考え方、目線、母親に対する意見がどういう風に変わっていくのか、それが、映画の縦軸になるのだろうなと思いながらつくっていました。

 

映画をご覧になった皆さんがスジンと同じように、それぞれの今までの価値観をちょっとだけ見終わった後にもう一度見つめ直していただけるような、そんな映画であれば良いなと思っています』。是枝裕和監督は、意味深いことを言っています。カンヌ国際映画祭の動画を観ると替え玉の可能性も感じます。いずれにしても、赤ちゃんポストとアドレノクロムの隠された闇が映画の形で表に出る時代に変わって来ています。映画館で「万引き家族」を観ていた縁もあり、「ベイビー・ブローカー」の封切を楽しみにしたいと思います。