Great_Sphinx_of_Giza_-_20080716a


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24()、夜中に目が覚めて水を飲むためにリビングに行くと、伴侶の机の椅子の真上の天井の所に楕円形の黒い物が見えました。視覚的に見えたというよりも感覚で捉えた感じです。でも、怖い感じはありませんでした。水を飲みながら黒い物は何だったんだろうと思案しましたが分かりませんでした。そのまま再び眠りにつきました。翌日、天井の黒い物の出来事を伴侶に話しました。過去に、天井に闇のエネルギー体が置かれた経験もあり、闇の解除を意図して光を降ろしました。

 

「これだと思う」と伴侶は机に置いてあった「古代エジプト展」のパンフレットを指さしながら言いました。「エジプト」に関係する闇のようでした。1週間前に、私たちは、北海道立近代美術館で開催されている「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」に訪れていました。古代エジプト展を見学した後、数多くの展示品の全てが本物とは限らず、偽物が混じっていると思いました。経験的には、エネルギーが宿っている物であれば、感覚で分かりますが、何も感じなかったのです。

 

見学を終えて、古代エジプト展が開催されている北海道立近代美術館の全体に光を降ろすと「赤色が見える」と伴侶が伝えてきました。「赤色」は「赤の闇」で「エゴ」です。ライデン国立古代博物館はオランダのライデン市にあります。オランダは、本来、水の国で光の場所ですが、暗闇にするために松取り(松果体収穫)工作の仕事に携わってきました。海賊から派生した松取りの現場仕事など裏世界の反社の仕事を担ってきました。200年以上長崎の出島を拠点にして日本と交易をしていたことが証でもあります。

 

シーボルトなどのオランダ人工作員は、裏の松取りの西洋医学を伝えました。「蘭学」という諸々の工作の知恵も伝授しています。裏の欧州の闇のロスチャイルドの反社部隊としての役割を持ち、闇の叡智を活かして日本で金儲けをしていたのです。エネルギーワークで伝えられた「赤」の人間のエゴの闇の他に、別の闇の意味も感じました。闇の世界を創るために、見えない叡智を目に見える物質に変えてきたとも捉えています。エネルギーの世界でもある本質の世界は、目に見えない世界です。

 

目に見える物質世界は、肉体を持った人間として魂が深い闇を経験するために創られたものです。目に見える世界は、真実を隠すことが出来るのです。深い闇の世界は、目に見える物質で真実という光を隠してきたということです。エジプトでは、多くの闇のツールとなる目に見える姿形の物質がつくられてきました。ここにエジプトが闇の基盤になる理由があります。天井の楕円形の黒い物のサインからエジプトでワークの対象とするものは、「ピラミッドの地下」と直感していました。

 

これまでのワークでは、ピラミッドやファラオの墓などは全て地上を対象にしていました。ワークの対象を決める情報収集のために、「エジプトのピラミッド×地下」でネット検索していきました。2018.04.29のビジネスジャーナルの《エジプト政府がひた隠す、地下迷宮の謎…スフィンクスの地下にも秘密都市が存在?》は、非常に有用でした。『伝説のラビリンス(地下迷宮)は実在した? エジプトのどこかに地下迷宮(ラビリンス)が眠っている。そのように考える研究者は決して少なくない。

 

なぜなら、その地下迷宮は紀元前5世紀のギリシャの歴史家ヘロドトス、紀元前1世紀(古代ローマ時代)のギリシャの地理学者・歴史家・哲学者ストラボン、紀元前1世紀のギリシャの歴史家ディオドロス・シクロス、1世紀(古代ローマ)の博物学者・政治家・軍人ガイウス・プリニウス・セクンドゥスらによって言及されてきたからである。古代ギリシャ人がラビリンスと呼んだその地下迷宮には、それを建設した12人の王たちと神聖なワニたちの集合墓地のほか、寺院や秘密の部屋・通路がある。実際にヘロドトスが訪問した際には、建設されてから1300年が経過していたという。

 

場所はカイロの南約90キロのハワーラにあったとされる。ヘロドトスは著作「歴史」においてラビリンスについて次のように記している。「ラビリンスには屋根のある中庭が12あり、6つは北向きに、6つは南向きに一列に並んでいて、それぞれの門は互いに正確に向き合っていた。内部は、二階層となっていて、3000の部屋があり、半分は地下に、残りの半分は地上にあった。・・そのピラミッドとは古代エジプト第12王朝の第6代ファラオのアメンエムハト3世がつくったハワーラ・ピラミッドである。

 

・・ギザの大スフィンクスの地下に秘密の地下空間がある?そう思わせる別の対象として、ギザの大スフィンクスがある。・・奇しくも頭部だけは色味も材質も異なることが見て取れ、あとから据え付けられたと考えられている。・・スフィンクスの前足前方の地下には空洞が存在するという調査結果がある。そして、近年では秘密の地下空間はもっと深いところで大規模に広がっており、ラビリンスを超える地下施設が都市のごとく存在しているのではないかと注目されつつある。

 

・・スフィンクスの頭頂部には穴が開いており、現在では大きな楕円形の金属板で蓋がされている。また、腰に近い背中の部分にも、やや小さな四角い金属の蓋が存在する。もちろん、その下には垂直に立坑が伸びており、途中から斜め下向き(又は横向き)に坑道が続いていると考えられている。また、石のブロックが積まれてつくられたスフィンクスの尾の近くにも穴があり、そこからも内部へと入り込める。さらに、スフィンクスとカフラー王のピラミッドの中間地点の地下29メートルの場所には、特別な空間があり、地下水で満たされた穴の中に石棺が存在する。

 

オシリスのものともみなされるその石棺の周囲四隅には、彫刻が施された石柱が立ち、その外側には四角い堀のように地下水が取り囲んでいるのである(発見当時は完全に水没していた)』と記載されています。エジプトのピラミッドや大スフィンクスの地下には、ヘロドトスが伝えた地下迷宮という大規模な地下空間が存在していることが考古学的にも検証されているようです。また、『2008年にエリアの地下をベルギーとエジプトの研究者からなるマタハ遠征隊がスキャニング探査を行い、実際に大規模なラビリンスが今なお地下に存在していることが示された。

 

この驚くべき発見は2008年秋に科学誌「NRIAG」で報告され、ベルギーのゲント大学では調査結果を報告する公開講演が行われた。だが、そのニュースはすぐに世界中に配信されることはなかった。というのも、まもなくしてエジプト文化省の考古最高評議会は、国家安全保障上の対応として、その結果公表を差し控えるよう研究チームに求めてきたからである』と書かれています。エジプト政府が地下迷宮の存在の調査結果の公開にストップをかけたのです。

 

この時点では、エジプト政府がピラミッドの地下迷宮の真実を隠蔽しているように思いました。上記の情報からエジプトのピラミッドの地下についてのワークの対象として「ギザの大スフィンクス」「ハワーラのピラミッド」を選びました。スフィンクスについては、201011月のヒプノセラピー「宇宙船の起動装置ファレルを育てスフィンクスの右脚の下に埋める使命を担っている」で伝えられていました。エジプトにはピラミッドやスフィンクスに何か秘密や仕掛けが隠されていると感じます。(つづく)