Ousyou1


2022
1028日、「王将社長射殺事件」で、服役中の工藤会系暴力団の幹部・田中幸雄容疑者が逮捕されました。10/28NHK WEBの記事『「餃子の王将」社長射殺事件 別事件で服役中の暴力団幹部逮捕』で詳細を伝えています。『9年前、「餃子の王将」を展開する会社の社長が殺害された事件で、警察は28日、福岡県の刑務所で服役中だった工藤会系暴力団の幹部を殺人などの疑いで逮捕し、京都に移送しています。捜査本部のある警察署には29日明け方に到着する見通しで、今後、本格的に取り調べることにしています。

 

逮捕されたのは北九州市の特定危険指定暴力団・工藤会の2次団体の石田組幹部、田中幸雄容疑者(56)です。捜査関係者によりますと、平成25年、全国で「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」の京都市の本社前で、社長だった大東隆行さん(当時72)を拳銃で撃って殺害したとして殺人などの疑いが持たれています。 田中容疑者は、平成20年に福岡市で大手ゼネコン「大林組」の社員などが乗った車に拳銃を発砲する事件を起こしたとして4年前に逮捕・起訴され、福岡刑務所で服役していました』。

 

「王将社長射殺事件」は、2013(平成25)1219日に王将フードサービスで当時社長であった大東隆行が射殺された殺人事件です。多くの人の関心が向かうのが、「9年前の殺人事件が、どうして今、容疑者が逮捕されたのか」ということだと思います。少し前から私は「王将社長射殺事件」は、松果体収穫利権の現場仕事を担う同和・反社が絡んでいると感じていました。今回の「王将社長射殺事件」の容疑者逮捕は、隠されてきた食肉・同和・反社が絡む松利権の闇を浮上させるきっかけになると思います。

 

王将は、「餃子」という食肉に関係しています。《日本ハムなどの食肉業界大手の牛肉偽装事件から見える同和・反社・政治家の関係》にありますが、日本ハムが裏の力を持っているのは、食肉関連の松利権を押さえているからです。日本ハムの創業者・大社義規(おおこそよしのり)に取り入ったのが「食肉の帝王」と呼ばれる「浅田満」です。ハンナングループ総帥の浅田満は、部落解放同盟の役員でした。20044月、BSEに関する国の補助制度を利用し不正を行ったハンナン事件で、詐欺罪などの容疑で逮捕されています。

 

食肉の帝王の浅田満が高級乗用車を提供するなど親密な関係があったのが政治家の「鈴木宗男」です。松利権という金絡みで同和・反社・政治家が繋がっているのです。食肉というと家畜の松利権と思われますが、人も関係してくると見ています。「王将社長射殺事件」の真相を追究することが隠された闇を表に出す機会になると感じ、調査とワークを進めることにしました。引用したNHK WEB記事には注目すべき情報が幾つか掲載されています。その1つが、王将の元役員の「自分は面識ない なぜ暴力団幹部が逮捕なのか」 という話です。

 

『長年、大東さんと一緒に仕事をしてきたという王将フードサービスの元役員の男性は、NHKの取材に対し「逮捕された人物と自分は面識がなく、もちろん大東さんとも接点がなかったと思う。なぜ暴力団の幹部が逮捕されることになったのかという気持ちです。事件の真相解明に向けて一歩前進したと思うので、背景などどの程度判明するのか、今後の捜査の進展に期待したい」と話していました』。射殺された大東隆行前社長は、容疑者である田中幸雄と面識はなかったといいます。

 

もう1つは、第三者委員会の「調査結果」です。『「王将フードサービス」は事件から2年後の平成27年、今回、逮捕状が出た暴力団幹部の存在が報道されたことを受けて、弁護士などによる第三者委員会を設け、翌年3月「調査結果」を公表しました。この中で、取り引き先などを調査した結果、会社と暴力団などの反社会的勢力との関係は確認されなかったと結論づけています。一方、報告書は「王将フードサービス」では大東さんが社長になる前、創業家が経営権を握っていた時代に、特定の企業グループと不適切な取り引きが繰り返されていたことを明らかにしています。

 

報告書によりますと不適切な取り引きが行われたのは平成7年ごろから17年ごろにかけてで、創業家出身の役員が主導して企業グループとの間で経済合理性のない多額の貸し付けや、不動産の売買が繰り返され、およそ170億円の損失を出していたとしています。こうした取り引きなどで経営危機に陥った会社を立て直そうとしたのが、平成12年に社長に就任した大東さんで、債権の放棄や不動産の売却などを行って、平成18年にはすべての清算を終えたとしています。その後、会社は東証1部への上場を目指していました。

 

しかし、証券取引所などから、この企業グループや創業家との関係を問題視され、平成24年に自力での上場を断念せざるを得なかったということで、翌年の7月になって上場していた大証の統合に伴う形で東証1部に移行しました。そして、事件の前月の平成2511月には、以前の創業家による経営の問題点や、企業グループとの不適切な取り引きの詳細をまとめた書面が、社内で作成されていたということです。この企業グループについて、会社側は反社会的な勢力という認識はないとしています』。

 

ここから垣間見えることは、王将の創業家が不適切取引で170億円の損失を出したという「特定の企業グループ」は、同和・反社が絡んでいることです。大東隆行前社長は、王将の創業家と同和・反社の"しがらみ"を解消しようと試みた可能性が高いです。その結果、工藤会という反社によって口封じされてしまったと推察します。また、第三者委員会の調査結果で『企業グループについて反社会的な勢力という認識はない』と言っていることに非常に疑念を持ちます。

 

ワークの対象として、まず、王将社長射殺事件の容疑者・田中幸雄を選びました。《Honoka's Blog》によると『名前:田中幸雄 年齢:55歳 指定暴力団 5代目工藤会「石田組」本部長 田中組組長  石田組は福岡県福岡市博多区に本部がある暴力団』とあります。田中幸雄に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「半島ヤクザ」と伝えられました。工藤会は《安倍晋三宅火炎瓶投擲事件(#ケチって火炎瓶)》で安倍晋三元首相とも因縁が深い暴力団です。工藤会について追っていくことにしました。(つづく)