今回のWBC(ワールドベースボールクラシック)は、大谷翔平で始まり、大谷翔平で終わった、大谷翔平のための一大イベントだったと感じます。事実上の野球世界一の国家を決める晴れ舞台でしたが、その本質は、大谷翔平をスーパーヒーローに祭り上げ、仕立て上げるための祭典だったとも思います。支配層から見れば、大衆を魅了して、子羊のように支配・コントロールできる非常に頼もしい存在が必要だったのです。支配層にとっての特級工作員としての超人・大谷翔平が完成したと見えます。
過去の代表的な偉人であるイエス・キリストや聖徳太子のように、今回のWBCの試合を通して、全世界の人たちが目の当たりにする神業のような奇跡の証を示したのです。闇の時代、一般大衆を統治する役割の支配層は、大谷翔平のような英雄やヒーローを創り出します。大勢の人間たちを集団にして支配するためには、頂点に立つ誰もが崇める存在が必要です。「イエスがこういうことを言っているから従いなさい」「聖徳太子のようになるために苦しくても頑張りなさい」と言うのです。
有名な英雄が存在することは、支配層にとって一般大衆を同じ方向に向かせて、同じ価値観を持たせるために非常に重要です。知名度の高い英雄が「右と言ったら右。左と言ったら左」を選ぶようになります。それは、人それぞれの個性という光を封印して、”金太郎飴”のような画一的な闇の人間に変えるためでもあります。こうした英雄による大衆を支配する構図は、ジャニーズのアイドルと多くの熱烈ファンの関係と同じです。熱烈ファンは、アイドルのために金と時間を費やします。
アイドルを追っかけて自分に目を向けなくなります。自分のための人生なのに誰かのための人生になってしまいます。支配と従属の分かりやすい典型例が宗教の教祖と信者の関係です。統一教会による金の搾取のために信者を支配する事象を見れば分かります。信者は教祖を妄信して全面的に従うことで暗闇を経験します。「自由」の対極が「支配」です。支配されることは自由をなくすことです。支配の闇を経験することは自由の光を知るためでもあります。支配は自分で選ぶことが出来なくなる闇の経験です。
支配の原則は「高い所に崇めるものを置くこと」です。支配層は、高い所に大きくて目立つ華やかなものを配置します。現実世界において、大きければ大きいほど、華やかであれば華やかなほど、支配の力は強まります。また、支配層にとって有効な支配の構図のポイントは、目に見えないエネルギー体としての宇宙人が関わっていることです。目に見える世界は目に見えない世界の内側にあります。目に見える世界は小さな世界です。包含図と言うと、目に見えない大きな円の中に目に見える物質世界の小さな円が存在します。
目に見える小さな世界の外側にある目に見えない大きな世界の力を使われているのです。支配の構図は、目に見える人間だけではなく、目に見えない宇宙人が関係しています。目に見えない世界のエネルギーが関係するからこそ、目に見える世界で奇跡と呼べる事象は容易に起こすことができるのです。目に見えないエネルギー体の宇宙人を使えば、人間を簡単に操れて支配することができます。支配層も人間だけの構成ではなく、背後に闇の仕事をする宇宙人がいます。ワニの宇宙人などトカゲレプタリアンの宇宙人は簡単に人間に化けることが出来ます。
現実的に、支配層の工作員として、宇宙人が変身したスターやヒーローが存在します。特にアスリートには多いです。過去には、女子プロテニスの大坂なおみ、フィギアスケート男子の羽生結弦、水泳女子の池江璃花子などのワークを行っています。いずれも、人間のように見えますが、宇宙人の替え玉だと見ています。例えば、《菅義偉首相の辞任が意味する替え玉の役目の終了》には、競泳・入江陵介のゴムマスクを暴露する報知新聞の画像が掲載されています。替え玉の中身は宇宙人だと見ています。
アスリートの替え玉の正体も、素の人間でなく、超人的な才能や能力を持つ宇宙人やバイオロボのような存在もあります。宇宙人は遠くの星にいる憧れの存在ではなく現実世界の私たちの身近に紛れています。そして、その多くが私たち魂を持つ人間を暗闇にする役割を担っているのです。WBCのMVPに選出された大谷翔平も他のヒーロー的アスリートと同じであり、最大限の能力を発揮できるように造られた存在だと感じます。面白いことに、大谷翔平が異星人であることをジョーク混じりの質問でほのめかしたインタビューがあります。
3/22の《スポニチ》の記事『「どの惑星から来た?」最強の大谷翔平にMLBレジェンドが真剣質問 「日本の、田舎というか…」』には、アメリカのスポーツメディア「FOX Sports」のインタビューの中で、メジャー通産541本塁打のデービッド・オルティス(元レッドソックス)が大谷翔平に対して「真剣な質問だ。どの惑星から来たんだい?」と聞いています。WBCで大谷翔平の挙動に違和感を覚えたのは、トラウトを三振に取って優勝を決めた後に、グラブと帽子を投げ飛ばしたことです。
野球のルール上でグラブを投げて打球を止める行為は禁止となっています。トラウトを三振に取って優勝を決めた大谷翔平が感情を爆発させたことは分かりますが、グラブを投げる行為自体がやり過ぎのように思います。WBCで、もう1つ印象的な場面が金メダル授与式です。YouTube《みかちゃんねる》の「大谷翔平MVP受賞式と侍ジャパン金メダル授与式【現地映像】WBC決勝 日本vsアメリカ」の動画には、金メダル授与式の全てが記録されています。侍ジャパンの監督、選手、コーチたちが一人ずつ金メダルを授与される場面です。
皆が帽子を脱いで金メダルを掛けてもらっているのですが、帽子を脱いでいない選手がいました。大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)と吉田正尚(ボストン・レッドソックス)の2名です。メジャーリーグ(MLB)選手だからかなと思いましが、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)とラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)は脱帽して金メダルを首に掛けてもらっています。吉田正尚はWBCで新記録13打点の打点王で大活躍した選手でもあり、大谷翔平と同様に替え玉の可能性を感じます。(つづく)