旧加賀藩の石川県は「繊維王国」と言われていますが、加賀の繊維が中東の民族衣装に使われていることが、とても気になっていました。《裏の松システムの隠れ蓑となる表の繊維王国・石川県と森元首相の子分でDSの石川県知事・馳浩》で引用した《石川県繊維工業の概要》には、具体的な衣料関連製品では、『スポーツ、アウトドア、カジュアル、裏地、中東民族衣装など』とあります。日本の支配層・八咫烏の工作員・田中清玄が成した裏の松利権が伴う中東の石油工作に深く関係していると感じます。

 

旧加賀藩の地である石川県・富山県は、支配層の松システムの中心だと分かっています。石川県の繊維が中東民族衣装の製品として中東に輸出されることは、その裏で松利権網のルートが構築されていると推測できます。そして、水から人工石油をつくることができるという石油工作と同様に、化学繊維も水から製造することができると見ています。従来の化学繊維は石油を原料に製造するとされてきました。しかし、理論的には、石油が水から生成できるのであれば、石油を原料にした化学繊維も水から出来るのです。

 

石川県の繊維製品の中東民族衣装は、ガーシー問題が絡んだ田中清玄の中東石油工作の延長線上にあり、ピッタリ符合します。繊維産業の裏に松利権があるということは、これまでの様々な調査とワークから把握していました。それ故、石油工作と同様に低コストの原料を高コストに見せかけて、製造した製品を販売して大きな利益を得ている構図になります。ブランドの服などのアパレル産業の製品原価は相当安いと感じていましたが、水から製造できる化学繊維であれば頷けます。

 

石川県で中東民族衣装の製品のシェアが高い繊維・アパレル関係の会社をネット検索で探していくと「小松マテーレ(旧・小松精練)」が目に留まりました。小松マテーレの情報はwikiに記載されています。『小松マテーレ株式会社は、石川県能美市に本社を置く合成繊維などを製造、販売するメーカーである。2018年、小松精練から社名を変更し現社名に至る。［概要］衣料用素材などの染色加工大手であり、中東湾岸諸国の男性が着る「トーブ」「カンドゥーラ」向けポリエステル生地は約7割を生産している。

 

ロープ状の炭素繊維複合材「カボコーマ・ストランドロッド」など炭素繊維事業に力を入れている。社名は「小松マテーレ」であるが、本社移転により、現在の本社所在地は能美市である。［沿革］1943年-小松市殿町に小松織物精練染工株式会社設立。1963年-社名を「小松精練株式会社」に変更。1968年-本店業務執行地を能美市に移転。1970年-大阪証券取引所2部上場。1978年-東京証券取引所2部上場。1980年-東京証券取引所、大阪証券取引所1部指定替え。2004年-大阪証券取引所上場廃止。2018年-商号を「小松マテーレ株式会社」へ変更。

 

［事業］繊維事業　衣料ファブリック部門-民族衣装、スポーツ、ファッション向けなど。資材ファブリック部門-リビング、車輌、生活関連資材、医療・福祉向けなど。物流物販事業』。wikiの関連項目には、『トーブ-高級トーブで約90％のシェアを持つ』と記されています。トーブとは、湾岸アラブ諸国で着用される民族衣装の総称です。wikiには、『世界的に見ても民族衣装は地産地消が一般的であるが、トーブについては日本を筆頭に韓国、インドネシア、中国、パキスタンといった諸外国からの輸入生地で賄われている。

 

中東諸国で消費されるトーブ用高級生地のトップシェアを持つ東洋紡では、繊維業は生産に水が不可欠であるため、水不足が深刻な中東諸国では物理的に難しいとコメントしている。中東諸国で消費されているトーブ用生地は、日本製が約40%から45%を占める。中でも高級品に使われる生地のほぼ100%が日本製となっている』と記されています。「繊維業は生産に水が不可欠」「(トーブ用生地の)中でも高級品に使われる生地のほぼ100%が日本製」という箇所は、なるほどと思い納得できます。中東と日本は、石油・繊維・松の大規模工作による深い繋がりがあることが窺えます。

 

小松マテーレは、大株主が「東レ」で、東レからの受託加工を行う下請け企業です。《zakzak》には、小松マテーレ前社長のインタビュー記事が掲載されています。『中東の男性が着る民族衣装に使われるトーブという生地の委託加工をしているんですが、日本からの輸出の約80％を小松精練が手がけています。デザインは決まっていて色は同じ白系でも150種類ぐらいあります。違いが出るのが風合いで、内陸部では多少軟らかいもの、沿岸部では多少硬いものが好まれます。小松精練のロゴマークがあるので安心だと考えていただけるように、ブランド力を育てています』。

 

小松マテーレの代表取締役社長・佐々木久衛(1953年-・元東レ取締役)と本社所在地(石川県能美市浜町)に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「中国」「地下あり」と伝えられました。水から製造する叡智が隠されてきた「石油」については、水と二酸化炭素を原料とした合成燃料・人工石油の製造技術として表に出て来ているので、化学繊維についても秘密が表面化している可能性を感じて、ネットで化学繊維の情報を調べてみました。まず、2016/10/6の記事《化学繊維のナイロンは石炭と空気と水でできている》を見つけました。

 

『1937年(昭和12年)、世界初の化学繊維ナイロンが発明され、翌年に発売された時の宣伝文句は、「石炭と空気と水から作られた、クモの糸より細く鋼鉄より強い繊維」だった。 後半は誇張だが、前半は事実で、発明者であるアメリカのデュポン社のウォーレス・カロザース(1896～1937)は、本当に石炭と空気と水からナイロンを作っている』と記されています。また、2022/11/17の記事《GSアライアンスが、地球温暖化ガスである CO2からギ酸を作る人工光合成シート、繊維を開発》がありました。

 

『脱炭素、カーボンニュートラル社会構築のための、環境、エネルギー分野における最先端技術を研究開発するGSアライアンス株式会社は、量子ドットと金属有機構造体(MOF：Metal Organic Framework)を複合化させた独自の触媒を、安価な不織布、シートに塗布、固定化して、温室効果ガスであるCO2と水、そして太陽光エネルギーを用いて、外部からの電気エネルギーを必要とせず、燃料や化学物質の中間体原料となり得るギ酸を、光還元(人工光合成)反応により合成することに成功しました』と書かれています。

 

二酸化炭素と水と太陽光エネルギーを用いて燃料や化学物質の中間体原料のギ酸を合成できるといいます。ギ酸は、水素(H)、炭素(C)、酸素(O)の原子から成る化学繊維と同じ化学物質です。さらに、2017/9/5の論文《二酸化炭素・水・太陽光から有機物を合成する 半導体-分子触媒の複合系の開発》には、『人工光合成に用いる原料は CO2 と水のみです。よって本技術の利用においては，化石資源由来の原料は不要であり，また原料資源の偏在に伴う課題が比較的低いと考えられます』と記されています。

 

「人工光合成」という言葉を使っているのが印象に残ります。植物が水と空気から光合成で有機物をつくることからも、大切な叡智は自然の中に置かれていると感じます。暗闇の役割の支配層・八咫烏は、大衆の支配と金儲けのために、自然の叡智を封印してきました。化学繊維も石油と同様に、水を原料とするシンプルで安価な製造技術が隠されてきたのです。化学繊維ナイロンの発明者のウォーレス・カロザースが石炭と空気と水からナイロンを作ったという事実がヒントです。今後も隠された真実が表に出てくることを願っています。