9月7日(木)14時、ジャニーズ事務所が東京都のパレスホテル東京にて創業者・ジャニー喜多川の性加害問題についての会見を行いました。会見の出席者は、井ノ原快彦、東山紀之、藤島ジュリー景子、木目田裕弁護士です。会見では、創業者の故ジャニー喜多川による性加害を事実だと認め謝罪しました。藤島ジュリー景子は5日付で社長を辞任し、後任には少年隊・東山紀之が就き、年内でタレント活動を引退することを発表しました。9/8(金)のサンスポ記事でジャニーズ事務所の会見の内容を伝えられています。
『ジャニーズ事務所が7日、東京都内で会見を行い、創業者で元社長の故ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害を事実だと認め謝罪した。藤島ジュリー景子氏(57)は5日付で社長を辞任。後任には少年隊・東山紀之(56)が就き、年内でタレント活動を引退する。東山はジャニー氏の行為を「鬼畜の所業」と切り捨て「今後の人生を懸けて取り組む」と決意表明。ただ、ジュリー氏は代表取締役としてとどまり、社名は存続。抜本的な改革には疑問が残った。午後2時に始まった会見は4時間11分にわたり実施。
英ロイターなど約300人の報道陣が見守る中、ジュリー氏、元V6でJr.を育成するジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)と登壇した東山新社長が口を開いた。「喜多川氏の性加害を認め、ここで謝罪させていただきます。私は年内をもって表舞台から引退し、失った信頼を取り戻すべく、今後は人生、命を懸けてこの問題に取り組んでいく覚悟です」ジュリー氏からタレント引退覚悟での社長就任の打診を受けたのは8月初め。一晩考え、「僕の使命」と誰にも相談せずに就任を決断。5日に取締役会で承認された。
先月29日に受けた「外部専門家による再発防止特別チーム」の提言では、ジャニー氏の性加害が1970年代前半~2010年代半ばにかけ、少なくとも数百人に繰り返されていたと認定。東山は会見で、これまで「ジャニーさん」と呼んでいた恩師を「喜多川氏」と呼び、性加害行為について「鬼畜の所業。人類史上最も愚かな事件。今は愛情が全くない」とバッサリ。自身をスカウトしてくれた人物の裏切り行為に「自分の根本だったものが全てなくなった思い。生きている意味も含めて考えた」と虚無感を吐露した』。
個人的には、今回のジャニーズ事務所の会見は、真実が嘘で隠されている部分が多いと感じます。もっとも、登壇者のいずれもが既に替え玉になっている存在であり、多くの人々の注目を得て、より真実を表に出すための仕掛けでもあると見ています。ある意味、金のためなら何でもやるいかさま八百長の不正を行ったビッグモーターの会見と同じです。特に、ジャニーズ事務所の新社長に就任した元少年隊の東山紀之については、自らが行った性加害やハラスメントの事実について本当の事を話していないと感じています。
創業者の故・ジャニー喜多川の性加害が彼の単独犯行であるように認定して厳しい言葉で断罪していますが、「死人に口なし」です。決して個人単独ではなく組織的なものだと見るのが自然です。利益を得る人々がグルになって犯罪行為を黙認して加担していたのです。現在のジャニーズ事務所に所属して幹部クラスの地位に就いているタレントは、性加害を実行した故・ジャニー喜多川サイドについていたと見ています。ジャニーズ事務所の新社長・東山紀之の真実をほのめかす内容が9/8(金)の日刊ゲンダイデジタル記事に書かれています。
『メリーさんは娘のジュリーさんと東山を結婚させて、ジャニーズ事務所を東山に継がせるつもりでした。そのため、東山の女性問題にも目を光らせていました。・・とにかくメリーさんは東山に女性を近づけないようにしていた一方で、故・森光子さんに東山を引き合わせて、俳優の勉強をさせたんです。メリーさんは東山を森さんの舞台に出演させるだけでなく、プライベートでも食事やハワイ旅行にも同行させた。森さんと東山の年の差熱愛が噂されましたが、常にメリーさんも一緒でした・・
東山自身はメリーさんに守られたことで、ジャニーさんから性加害を受けなかったと言われている。被害者の痛みを知らない上に、ジャニーさんの性加害について「知らなかった」という趣旨の発言をしているため、被害に遭った元タレントから反発を受けることになるでしょう』。東山紀之が、ジャニー喜多川、メリー喜多川、藤島ジュリー景子などジャニーズ事務所の創業家一族の寵愛を受けていたことが窺えます。もう1つ疑問に思ったのが、ジャニーズ事務所の副社長の白波瀬傑(しらはせすぐる)が9/5付けで退任したことです。
《統一教会を背後に巨大な暗黒構図が浮かぶジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川の性加害問題》は、当初のジャニー喜多川の性加害問題が注目された頃の5/22に書いた記事ですが、創業者・ジャニー喜多川の性加害問題には、支配層・八咫烏の胴元工作組織・統一教会が絡んでおり、非常に大きくて深い闇の仕組が存在していると推測していました。当然のことながら、裏世界の反社も関係してきます。副社長・白波瀬傑は、裏の現場仕事を一手に任されてきたジャニーズの闇の全貌を知っている人物だと感じています。
9/7(木)の日刊ゲンダイデジタルの記事《「ジャニ担」にアメとムチで圧力…ジャニーズ広報担当副社長・白波瀬傑氏“本人弁なし”の退任発表》には、副社長・白波瀬傑について記されています。『・・ジャニーズ事務所で広報担当を長年務めてきた白波瀬傑副社長の5日付での退任だった。「役職員の一部が喜多川氏の性加害を見て見ぬふりをしてきた」ジャニー氏の性加害を「犯罪」と断じた東山新社長はこう話しているが、そのうちの一人が白波瀬氏だと言われている。
「ジャニーさん存命中から、スポーツ紙、女性週刊誌の記者、編集者を中心としたジャニ担にアメとムチで操作し、抑えてきたと言われるのがベテランの白波瀬さんです。フォーリーブスの故・北公次さんを始め、何人もの元ジャニーズのタレントがジャニーさんから受けた性被害を告発する本を出版するたびに、ジャニーズは芸能マスコミに“やらないでくれ”と圧力をかけてきた。ジャニーズ最盛期からタレントの不祥事などで圧力をかけてきた張本人だけに、彼から反省の弁が聞かれなかったのは残念ですね」(芸能ライター)』。
白波瀬傑のプロフィールは《GHIBLIN-TREND》によると『年齢:70代前半(2023年時点) 出身地:京都 大手事務所の渡辺プロで働いていたところ、ナベプロでの働きっぷりを認めたジャニー喜多川が引き抜いた。ジャニーズ事務所でマネジャーに就いていて、豊川誕、郷ひろみ、田原俊彦、KinKi Kidsのマネジメントをしていた。ジャニー喜多川がプロデューサー、メリー喜多川が経営面をガッチリ握っていた時代に、広報として凄腕を発揮していた。2019年に副社長に就任。2016年に一度、退職している。
広報としての仕事ぶりは、「良い話、悪い話を含めて、事務所に最大限の利益をもたらすためにマスコミと交渉を行ってきた敏腕名物広報マンです」』。今回、ジャニー喜多川の性加害問題の真相をより深く追求するために、ジャニーズ事務所の新社長・東山紀之と前副社長・白波瀬傑のワークを行うことにしました。東山紀之のプロフィールは、サンスポによると『1966(昭和41年9月30日生まれ、56歳。神奈川県出身。79年にジャニーズ事務所入り。85年に少年隊として「仮面舞踏会」でデビュー。
俳優としてもテレビ朝日系「必殺仕事人」や同局系「刑事7人」など人気シリーズに出演。2021年に歌手の近藤真彦(59)が事務所を退所後は、所属タレントの〝長男〟と呼ばれていた。私生活では10年に女優、木村佳乃(47)と結婚し、11年に長女(11)、13年に次女(10)が誕生した』。ジャニーズ事務所の新社長・東山紀之と前副社長・白波瀬傑に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「ジャニー喜多川2代目」「暴力団」と伝えられました。やはり、白波瀬傑は、裏世界の反社に通じる存在であり、隠されたようです。(つづく)