12月上旬に、伴侶から夢グループの社長が気になるから調べて欲しいと要望されました。夢グループは、「やす~い」という女性の声のテレビCMを観たことがあり知っていました。伴侶から「中国や香港と関係あるみたい」と伝えられて、2023年11月26日のアサ芸ビズの記事《夢グループ石田社長が激白!33歳で香港と日本の往復生活「14人のメイドと暮らしていました」》がメールで送られてきました。『中国・天津で個人輸入の仕事をしていた僕が香港に拠点を移したのが、今から32年前。33歳の時でした。
もともとよく旅行で訪れていた国でしたが、香港の商店街には化粧品店や薬局がズラリと軒を並べているんです。しかも、天津で売っていた化粧品と全く同じ物が売られていた。それに加えて天津で買った時の値段よりはるかに安い。最初は“もしやニセモノなんじゃないかしら?”とも思ったけど、調べてみたらちゃんとした正規品だとわかりました。また、面白いことに「これはいくらですか?」と聞くと「18ドル」だという店もあれば「13ドル」というところもあるんです。何軒もの店をまわるうち、底値が見えてくる。
そこで「100個、200個買うから」と、更に安く仕入れ価格を交渉したんです。香港では運良く、華僑の方で日本の高級中華レストランに中国の食材を卸している社長さんとの出会いに恵まれ、その方が所有しているマンションの一室を事務所兼自宅として貸していただけることになりました。ここで立ち上げた会社が、現在の「ユーコ-」の前身となる「友交流通グループ」です。僕が借りたマンションは築40年ぐらい経ってはいましたが、広さも約30坪ほどあってキッチンやダイニングのほかにメイド部屋も完備されていました。
でもね、1カ月後に届いた家賃の請求額を見て、ビックリしちゃったの。なんと40万円ですよ!いくら広いとはいえ、築年数も経ってるし、せいぜい10万円程度かなぁ~なんて思っていたのに。最初に確認しなかった僕が悪いんだけどね(苦笑)。香港での生活が始まり、ビジネスチャンスも到来しました。当時、全世界でブームを巻き起こした「海藻石けん」や、塗るだけで痩せるクリーム「スヴェルト」も取り扱っていたため、会社の売り上げは約7億円ほどに急成長しました。「スヴェルト」は香港の免税店で1人10本までしか買えなかったんです。
けど、日本のたくさんの奥様方から注文が殺到しております。で、どうしたか? 当時、僕にはフィリピン人の友達がたくさんいました。最盛期には14人ほどのメイドも住み込みで働いておりましたので、みんなに協力してもらって、毎日1つの免税店に50人ずつ並んでもらったの。それで商品を買って日本に個人輸入することができたんです』。「メイドが14人」や「フィリピン人の友達がたくさんいた」というのも気になります。夢グループの石田社長の金儲けビジネスの自慢話と暴露話が半分半分のような内容と感じました。アサ芸(アサヒ芸能)の記事は、過去にもリークやほのめかしをしている実績があります。
ビッグモーター・損保ジャパン問題の記事やトランプ大統領とジャニー喜多川の接点についての記事を本ブログ記事で引用したことがあります。夢グループの石田社長についてのアサ芸の記事を調べると《夢グループ石田社長が激白!「仏像を作って売りましょう」中国人従業員のアイデアが予想外の商売に》など10記事がシリーズでありました。石田社長の話は、痩身クリームや仏像の販売など、販売商品をいかに安く作ったり仕入れて高い利益を得るのか、という単純な金の亡者が考える中身のない金集めです。
夢グループの石田社長については、アサ芸記事から、やはり「香港」「中国」「華僑」がキーワードになると感じます。特に、拠点を香港に移していたので、裏の仕事が絡んでいると見ました。《歴史が示す植民地統治の暗部》から、香港は、英国と清(中国)のアヘン戦争の歴史が絡んでおり、松・薬利権などの世界の支配層の裏の工作拠点になっていると推測しています。英国の植民地だった香港が現在は実質的に中国領であり、経済と政治の体制が異なり、西側と東側の対立が浮き彫りになる場所です。
香港に拠点を持っていた夢グループの石田社長は工作員の可能性が高いと感じます。夢グループの情報はwikiに記載されています。『株式会社夢グループは、通信販売事業を行う日本の企業である。かつては芸能事務所でもあった。普段のCMは夢グループ社長と夢グループ歌手が出演している。[概要]通販会社のユーコー社長の石田重廣により2003年に狩人のマネジメントを担当するため有限会社あずさ2号として設立。その後、演歌歌手の三善英史が所属することになったこと契機に、2006年4月社名を「あずさ2号」から「夢グループ」に変更した。その後、通販事業に進出した。
主な事業として、夢コンサートの開催などのコンサートプロモーターの業務、カラオケマシン「カラオケ1番」を中心とした家電などの通信販売事業が中心である。2021年11月25日までは、タレントのマネージメントもしていた。夢レコードというレコードレーベルでCDの制作を行っている。出版事業として「月刊歌謡アリーナ」を発行(発行元/創遊社)していたが2014年12月号(2014年10月21日発売)をもって休刊。茨城県神栖市にあるグループ直営の健康ランド「夢健康ランド」の運営も行っているが、2023年現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で臨時休業中。
2022年5月、同年7月に石田重廣社長が、保科有里とデュエットで歌手デビューすることが発表された。2023年7月、同月よりTVアニメが放映される講談社のライトノベル作品のコミカライズを紹介するタイアップCMが放映された。[所属アーティスト]橋幸夫 保科有里 [過去の所属アーティスト]松方弘樹(2017年没) 狩人 小林旭 黒沢年雄 チェリッシュ 三善英史 加藤高道 Zero 小牧勇太』。夢グループの前身は、芸能事務所であり、松方弘樹、小林旭、黒沢年雄などの芸能界の重鎮が所属していました。(つづく)