2024年の東京都知事選挙は6月20日に告示され7月7日に投票が行われます。今回の都知事選は、実質的に東京都知事の現職・小池百合子と参議院議員(前立憲民主党所属)・蓮舫の女性候補の対決になると言われています。6月13日のNHK首都圏ナビの記事《東京都知事選挙2024 立候補の意向を示している人は? 一覧まとめ》では、前回4年前は過去最多の22人が立候補しましたが、NHKの取材で今回は50人以上が立候補の意向を示していることを伝えています。小池百合子・蓮舫・石丸伸二・清水国明・田母神俊雄など立候補の意向を示している5人がいます。
また、このほかに、NHKの取材で6月11日までに、内海聡・木宮光喜・黒川敦彦・後藤輝樹・桜井誠・ドクター中松ら40人以上が立候補の意向を示しているといいます。6/17(月) のSmartFLASHの記事《都知事選に候補者50人超…NHK党“掲示板ジャック”も懸念の異常事態、「政見放送10時間超の可能性」都選管の阿鼻叫喚》には、『東京都知事選挙(6月20日告示・7月7日投開票)の立候補者が前代未聞の多さになりそうだ。東京都選挙管理委員会によると、6月13日17時現在、76名が立候補に必要な書類を受け取り、そのうち48名が事前審査を終了したという。
一般的に事前審査を終了すると立候補は確定とみられている』と記されています。NHK党は、24名の候補者を立てる予定にしており、党首の立花孝志は、実質的に都知事選の候補者ポスター掲示板を占領して資金集めに利用することを公表しています。いずれにしても、様々な意味で前代未聞の都知事選になることは間違いなく、支配層の潰し合いの様相を呈しています。今回の東京都知事選も含めて政治家の選挙について個人的に、少し前までは、投票して1票の権利を行使しなければならないと思っていました。
しかし、最近では、「誰が当選しても支配層工作員」というイカサマの選挙制度であると感じています。例えば、与党候補と野党候補の一騎打ちの図式になっても、裏で手を握っているので、最終的には誰が当選しても支配層工作員になります。逆に言えば、本当に国や社会を良くしようという思いを持つ人が立候補することは殆どなく、自分が金儲けや利益を得るための支配層の工作員が立候補するのです。国会議員、地方議員、首長は、その地域の頂点に立つ支配の権力を握るのですから当たり前です。選挙制度そのものが支配層を維持拡大するためのものです。
与党・野党や体制派・反体制派という表面的な対立関係に見せかけていても、裏では支配層というグルの構図になっているのです。これは戦争の八百長の図式と同じです。戦闘の敵対関係にある2つの軍の上層部が組んでいるので、勝敗が重要ではなく、いかに松取りのための遺体を集めて裏の金儲けをするかという目的があるからです。ですから、この支配層による暗闇の構図を壊さなければ変わらないということです。ただ、今は、国会議員、首長、経済人、メディア、芸能人・有名人など支配層は、その殆どが本人ではなくゴム人間などの替え玉になっています。
支配層が変わってきている今、今回の東京都知事選は、従来の選挙と比べて、意味や様相が異なってくると見ています。現実的に、替え玉の有名人がバトルを展開して、人々が気づくように隠された真実をほのめかしたり、リークすることが多々あります。候補者同士が選挙戦の中で暴露やリークで潰し合う構図になってくると見ています。今回の東京都知事選の候補予定者の中で、4人をピックアップして調査とワークを行い掘り下げていくことにしました。小池百合子・東京知事、蓮舫・参議院議員、石丸伸二・前広島県安芸高田市長、木宮光喜・未来党副代表の4人です。
まず、現職の東京都知事・小池百合子からです。小池百合子の経歴はwikiに記載されています。『小池百合子(1952年-)は、兵庫県芦屋市出身の政治家。東京都知事(第20・21代)。都民ファーストの会特別顧問。アラビア語通訳者、ニュースキャスターを経て、1992年に政界へ転身した。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」キャスター、参議院議員(1期)、衆議院議員(8期)、総務政務次官、経済企画総括政務次官、環境大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)、防衛大臣、自由民主党広報本部長、自由民主党総務会長を歴任した。
また、自由民主党国際人材議員連盟会長、都民ファーストの会代表、希望の党代表にも就いていた。[来歴・生い立ち]父・小池勇二郎は戦時中、仲小路彰、小島威彦らが創設した思想団体「スメラ学塾」のメンバーとして活動し、石油関連の貿易商として戦後に財を成した。また、政治家への転身を考えていた父親は末次一郎に心酔していた。1959年、末次の主催する日本健青会がエジプトとの交流事業を行い、その一環としてアラブ、アフリカ諸国に視察団を送る。視察団に参加した勇二郎はエジプトのカイロで感激し「自分はここに残って商売がしたい」と言い出した。
結局、周囲に説得させられて帰国するが、小池百合子とエジプトの縁はここに端を発した』。小池百合子とエジプトの縁が、今、「学歴詐称疑惑」に繋がっています。エジプトのカイロ大を卒業したという小池百合子の学歴について、「本当は卒業していないのでは」という学歴詐称の疑惑が浮上しているのです。今回の東京都知事選で小池百合子が自分の学歴に「カイロ大学卒業」と書くのかが、非常に注目される点です。wikiには、小池百合子の学歴詐称疑惑について、具体的な根拠が列挙されています。まず、エジプトカイロで小池百合子と同居していた元同居人の暴露です。
『2023年11月8日、石井妙子の「女帝
小池百合子」の文春文庫版が発売。文庫化に際し、仮名だった元同居人の記述部分は実名(以下、Kとする)で記載された。同月、都議の上田令子はKと面会した』。この元同居人Kは、2024年5月27日の東京新聞の記事《「ごめんね。バレちゃうから」と小池百合子さんは言った…都知事の元同居人が学歴詐称疑惑を語った》には、実名が北原百代と記述されています。『「こちら特報部」は4月下旬、元同居人北原百代氏(83)に取材した。実名に転じた理由を「仮名のため"事実ではない"と言われるのが悔しく、文庫化の際に出版社に申し出た。
真実を知ってほしかった」と説明する。旧ジャニーズ事務所所属タレントによる実名の性被害告発にも触発されたという。・・当初、小池氏は米国資本のカイロアメリカン大に通い、名門カイロ大への編入を目指していた。机に広げていたノートを偶然見ると「英語で言うとディス・イズ・ア・ペンのような基礎的な内容」だった。「留学生のほとんどは日本でアラビア語の基礎を学んでくるが、小池さんの場合はそうではなかったようだ」と北原氏は振り返る。・・ある時、小池氏が部屋で懸命に机に向かっていた。
5月に始まる進級試験の勉強だった。「大変でしょう」と声を掛けると「問題を読んでも意味がわからないから、とにかく解答欄を埋めるため教科書を丸暗記している」と話したという。だが「小池さんは"進級試験の結果を見に行ってきた。駄目だった"と帰ってきた」。・・北原氏の説明では、小池氏は76年10月、日本に一時帰国。翌11月、カイロに戻った小池氏は、一時帰国中に受けたインタビュー記事を北原さんに手渡した。「エスコート役に芦屋のお嬢さん カイロ大新卒」と大きな見出しがあった。
「そういうことにしちゃったの?」と北原氏が尋ねると「うん」とうなずいた。小池氏はほどなく、正式な帰国が決まった。帰国前夜、北原氏にこう話したという。「日本に帰ったら本を書くつもりだけど、北原さんのことは書かない。ごめんね。バレちゃうから」北原氏は「帰国直前の進級試験で落第したのは本人から聞いている。卒業しないまま帰国したと考えるのが自然だ。アラビア語も卒業できるレベルにはなかった」という見方を示した』。元同居人が告白したことだけでも大きなインパクトですが、小池百合子の学歴詐称疑惑となる根拠はまだ他にもあるのです。(つづく)