Statue_of_Saigo_Takamori,_Ueno_Park,_Tokyo


日本の支配層・八咫烏の松利権網を拡大していくために、薩摩藩士の内務卿・大久保利通ー初代警視総監・川路利良のラインで、警察・検察・税務署という公権力という日本における表の支配の仕組を構築してきたと見ています。それでは、同じ薩摩藩士で大久保利通と盟友関係にあって明治6年政変を機に袂を分かった西郷隆盛は、どうなったか、ということになります。先述したように、大久保利通と西郷隆盛は、意図的に関係を断絶して、表の支配のリーダーを「大久保利通」として、裏の支配のリーダーを「西郷隆盛」にしたと感じます。

 

西郷隆盛は、裏の支配の役割に回るために、西南戦争で自害して亡くなったという偽装死を使っているのです。《鹿児島 南洲神社 ~巡礼の旅(192)~》には、2015121()に、西郷隆盛と西南戦争を亡くなった人たちの御魂を上げるために鹿児島市上竜尾町にある南洲神社と南洲墓地を訪れた内容が記しています。南洲神社に隣接した南洲墓地には、西南戦争での西郷軍方の戦死者約6000名が埋葬されています。南洲神社の西郷隆盛の墓前で「長い間、お疲れ様でした。安らかに天に昇ってください」と伝えて、光の柱を降ろしました。

 

「西郷さんの軍の人たちは一糸乱れずに統率されている。信頼され、導いている。西郷さんは光に還れる状態。武士の世を終わりにする役割だったと西郷さんが言ってきた」と伴侶が伝えて来ました。この時の私には、まだ、松取りのことは知らず、松利権の概念は一切ありませんでした。今から約9年前の20151月の段階では、史実で伝えられている通りに、西郷隆盛は城山で自害して亡くなったと思っていました。しかし、今は異なる見解を持っています。西郷隆盛の真実を探求する上で重要なヒントとなるのが、「上野公園の西郷隆盛像」だと捉えています。

 

上野公園の西郷隆盛像がヒントだと気づいたのが、宝島龍太郎夫妻の殺害事件を調べていた時です。宝島夫妻殺害事件の調査とワークは《「宝島夫妻殺害事件」は頻発する暗号事件の1つか?上野と那須が舞台の中国・韓国も絡む汚い闇の裏世界》など9記事のシリーズに記しています。宝島夫妻殺害事件は、隠された闇を浮上させるための暗号事件だと感じていました。暗号事件とは、支配層が意図的に事件を創作して事件のことで、その目的は人々が隠された闇の真実に気づくためだと理解しています。

 

そもそも、宝島夫妻殺害事件の舞台の1つが東京都台東区の「上野」の地だったのは何故なのか、ということになります。感覚的に、上野の代名詞は、上野公園であり西郷隆盛像になると思います。上野は、満蒙開拓団の帰還地でもあり、深い闇に変えられた大きな光の地です。また、不忍池など湧水地がある水の場所とという光の地です。東京にとって日本にとっても重要な光の地でした。しかし、支配層は光の地を闇にするために、満蒙開拓という隠された松工作の国家プロジェクトによる闇を利用したのだと捉えています。

 

白頭山や河川・湖沼のある満州も大事な光の場所であり、その地で松取りを行うことは、多くの光の精霊を闇に変えて大きな闇のエネルギーとなったのです。この闇のエネルギーを利用して上野の地の深い闇にし、上野の光の精霊を闇に反転させたことになります。戦後の上野の地は、松・薬・人身売買などの支配層の裏の金儲けが行われ、多くの現場工作員が暗躍していました。現場工作員は、反社・同和・サンカ・チンピラなどと呼ばれる金の亡者の人たちです。6月の光の講座の受講者の方が上野・アメ横での現場工作員の過去世についてヒプノセラピーで語ってくれています。

 

利権の奴らに負けて封じられた海軍軍人の過去世》では、受講者の方は以下の内容を伝えてきました。今世で上野アメ横に縁があるのは過去世でしてきたことは「人に言えないこと」。「人が分からない通路で商売していた。裏稼業」。反社関係の仕事で「人にやらせている。同じような人が何人もいる」「金のため。請負って下にやらせていた」。「本当の目的は知らなかった。ただ、お金のためにやっていた」「いいお金になった」「国鉄?裏部隊があった。そこから来る。子どももさらった」。

 

「自分は力と金がある。それ以上に必要なものはない。良心の呵責はない仕事。地下は暗闇の所だった」。上野の地には、闇の地下施設があり、現在のJR(東日本)の前身である「国鉄」が上野の裏の仕事に絡んでいるようでした。やはり、上野の地は、第二次世界大戦などの戦争の空襲とセットで裏の国策として深い闇の地にされたのだと感じます。wikiに上野公園の西郷隆盛像の画像が掲載されています。上野公園の西郷隆盛像は、犬の「ツン」を連れている姿です。

 

この犬を連れた西郷隆盛の構図にヒントがあると感じました。犬は人間に従順であることから、西郷隆盛が犬につけた紐(リード)を持っていることは、西郷隆盛に従う裏の人間がいることを暗示します。また、《隠語大辞典》の「犬」には、『密偵、諜者、捜査機関に密告するもの。まわしもの。巡査、刑事』などがあります。「犬」の隠語には、裏の仕事をする工作員と表裏一体の警察官があるのです。さらに、犬の名前の「ツン」も隠語と捉えると、《隠語大辞典》の「つんしゃん」には『ツンは三味線』とあります。

 

コトバンク》の「三味線を弾く」には『相手の言うことに適当に調子を合わせて応対する。また、あらぬ事を言って、ごまかす』と記されています。簡単に言えば、三味線の隠語は「嘘」だと感じます。これらのことを総合すると、上野公園の犬を連れた西郷隆盛像は、『現実に広まった西郷隆盛像は嘘であり、本当は裏世界の反社・同和・サンカなどの工作員や警察も支配した裏の首領だった』と捉えています。八咫烏は、真実を隠すことを成しながら、一方で、後世に真実を追究するヒントを置いているのです。(つづく)