兵庫県の斉藤元彦知事のパワハラ問題をめぐり、告発文作成者の元西播磨県民局長が自殺した他に、プロ野球阪神とオリックスの優勝パレードの資金集めを担当し病気療養中とされていた元課長が自殺していたことが明らかになりました。7月25日の時事通信の記事《告発文書記載の元課長が死亡 自殺か、問題巡り2人目―兵庫県》で伝えられています。『兵庫県の斎藤元彦知事を巡る告発文書で、斎藤氏は25日までに、プロ野球阪神とオリックスの優勝パレードの資金集めを担当し、病気療養中と記されていた元課長が4月に死亡していたことを明らかにした。
すでに文書を作成した元幹部が亡くなっており、この問題が発覚して以降、職員の死亡が判明するのは2人目。関係者によると、いずれも自殺とみられる。斎藤氏は24日の記者会見で「パレードの対応やご尽力に感謝し、お悔やみを申し上げる」と述べた。その上で、死亡から3カ月にわたって公表しなかったことに関し「ご家族の意向だった」と説明した』。斉藤元彦知事は、自分のパワハラ・不正疑惑で、死をもって告発した職員を含めて部下である兵庫県の職員2名が自殺し、兵庫県職員労働組合からも辞任要請を受けています。
また、側近の兵庫県副知事・片山安孝からも一緒に辞任することを促されましたが拒否し、片山副知事は今月7月末で辞任する方向です。県民からも辞任要請が溢れていて、四面楚歌の状態になっている斉藤元彦知事は、辞任を否定して粘り腰で知事の職に就いています。ごく普通であれば、既に辞職の段階にあると思いますが、斉藤元彦知事の場合は違うようです。こうした異常な状態は、辞任を長引かせることで隠された闇の問題を掘り下げているようにも感じます。県知事の地位に留まれば留まる程、問題を深堀されて、核心となる問題が浮上するのです。
今回の兵庫県の斉藤元彦知事のパワハラ問題には、何か裏があると理解しています。《吉幾三が告発した参院議員・長谷川岳のパワハラ問題は暗号ニュースか?枕営業の隠語の枕を使っている》にありますが、北海道や札幌市で火がついた長谷川岳議員のパワハラ問題と様相が似ています。今回、兵庫県の斉藤元彦知事のパワハラ問題の真相を追究するために調査とワークを行っていきました。自殺した元西播磨県民局長・渡瀬康英が告発した内容は《内部告発を「嘘八百」呼ばわり、兵庫県・斎藤元彦知事の重大疑惑》に記載されています。
『兵庫県・斎藤元彦知事(46)の「違法行為」や「パワハラ」を内部告発する文書が、報道機関などに配布されたのは今年3月。亡くなった元西播磨県民局長(60)が作成したもので、斎藤知事に関する疑惑が7項目にわたって記載されていた。(1)五百籏頭眞先生ご逝去に至る経緯 (2)知事選挙に際しての違法行為 (3)選挙投票依頼行脚 (4)贈答品の山 (5)政治資金パーティ関係 (6)優勝パレードの陰で (7)パワーハラスメント (1)は、神戸大名誉教授で、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長を務めていた五百籏頭
眞(いおきべ まこと)氏が、今年3月に急性大動脈解離で急逝する前日、斎藤知事から「理不尽な仕打ち」を受けたとするもの。
大動脈疾患はストレスも大きな要因とされ、「先生の命を縮めた」としている。(2)は、2021年7月の知事選挙に斎藤知事が立候補した際、複数の県職員に選挙期間外の事前運動を手伝わせ、その見返りに当該職員を人事面で優遇し昇任させたとする疑惑。これらは公職選挙法や地方公務員法に抵触する違法行為としている。(3)は、斎藤知事が2023年下半期から、次回知事選挙での自分への投票依頼を開始しているとする疑惑。商工会などに出向き投票依頼を行った日付も記載されており、これらもまた公職選挙法や地方公務員法に違反する行為としている。
(4)は、斎藤知事の「おねだり体質」を批判する内容。知事は企業から私的な贈答品を多数受け取っており、視察先やカウンターパートを選定する際の企業リストには「何が貰えるか」や「役得」を記載するための備考欄があると暴露している。(5)は、斎藤知事の2023年7月の政治資金パーティに際し、県下の商工会議所や商工会にパー券の大量購入を強要したとする疑惑。県からの補助金カットをほのめかして圧力をかけたとしている。(6)は、2023年のプロ野球阪神・オリックス優勝パレードについて、県費をかけずクラウドファンディングや企業からの寄付で費用を賄う方針だったところ、必要額が集まらなかった。
そのため、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで費用を補ったとする疑惑。公金横領や公費の違法支出にあたるとしている。(7)は、斎藤知事のパワハラを強く批判する内容。「出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止のため、20メートルほど手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし」たなど具体例を列挙したうえで、知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえているとしている』。
上記の斉藤元彦知事のパワハラ・不正疑惑問題については、個人的な感覚では、一般的に首長が広く行っている不正を列挙しているように感じます。首長などの政治家が裏金作りなど私腹を肥やすために、その地位を利用して裏で行っている具体的な手口を暴露していると捉えています。兵庫県知事の斉藤元彦の経歴はwikiに記載されています。『斎藤元彦(1977年-)は、兵庫県神戸市須磨区出身の政治家。元総務官僚。第53代兵庫県知事。本名は齋藤元彦。[来歴]父親は長田区でケミカルシューズ製造企業を営んでいたが、大学進学の頃に実家の家計が悪化し、以後奨学金で勉学に励んだ。
神戸市立若宮小学校、愛光中学校・高等学校、東京大学経済学部卒業。2002年(平成14年)4月、総務省に入省』。斉藤元彦知事の出身地が神戸市須磨区であることに目が留まります。神戸市須磨区の昔から大きな事件・事故・工作が行われてきた非常に闇が深い場所です。《社会的事件が暗示する大きな闇》には、平氏の敗北が決定的になった須磨での源平の戦いの「一の谷の戦い(1183年)」や中学3年生の男子生徒が小学生5人を殺傷し2人が死亡した猟奇殺人の「神戸連続児童殺傷事件(1997年)」の場所であることを記しています。
また、須磨の地は、古くから「溜池が多く」「流刑地でもあった」ことから松取り・生贄にも関係していると見ています。昔からの戦や戦争は、支配層の松工作であり、松取りの闇が置かれたことを意味します。光の精霊が多く存在する重要な光の地だった須磨の地が隠された生贄や松取りによって光の精霊が反転して闇に変えられ深い闇の地になったのです。「父親は長田区でケミカルシューズ製造企業を営んでいた」ことからサンカの役割を担っていたと推測します。斉藤元彦知事は、表面的には「所属政党:無所属」と公表しています。
しかし、実態は「維新色」が強く出ており、日本維新の会と自民党のバックアップによって知事に当選しています。wikiには、『斎藤は、日本維新の会と自民党による異例の共闘で知事に就任し、大阪との連携強化など「維新志向」とも取れる政策を展開している』とあります。兵庫県知事・斉藤元彦(1期目)に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「統一。ゴム」と伝えられました。やはり、ゴムの替え玉であり、支配層・八咫烏の胴元工作組織・統一教会の工作員のようです。それ故に、斉藤元彦知事のパワハラ・不正疑惑問題は、隠された闇を表面化するための暗号事件と感じます。(つづく)