The_Great_Wave_off_Kanagawa


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15()、スーパーの買物から帰宅して財布の中のレシートを探していると、新紙幣の千円札を裏側の波と富士山の絵柄が目に留まりました。直感的に「津波と富士山の噴火だ」と閃きました。20247月に新紙幣が発行されて市中に出回っていましたが、今までじっくりと新紙幣の絵柄を見たことがありませんでした。新紙幣の千円札の裏の絵柄に、津波を思わせる大波と小さな富士山の構図は、感覚的には近未来の予告が成されていると見えました。ネットで調べてみると、新紙幣の千円札の裏の絵柄は、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(裏波)」という作品でした。

 

新紙幣発行記念! 北斎が描いた富士と波》には、『北斎が70歳代前半で描いた〈冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏〉(以下「浪裏」)は、日本美術を代表する作品として国際的に広く知られ、73日より発行される新紙幣(1,000円札)のデザインに採用されました。これを記念し、北斎が生涯を通じて描いた多くの富士の姿、波や水の表現を特集展示します』と記されています。葛飾北斎の「裏波」が新紙幣の千円札の絵柄に採用されたことは、これから起こる大きな事象の予告をする意図があると思いました。

 

このタイミングで、新紙幣の千円札の葛飾北斎の「裏波」の絵柄に気づいたことは、何かあると感じます。おりしも、CIA元職員・スノーデンが20254月、日本に地下の大きな変化が起きると警鐘を鳴らしていることを28日のアメブロの記事《スノーデンによる日本への警鐘と埼玉県八潮市の道路陥没事故》に書いていました。地殻変動に伴う津波が想定される日本列島の海岸線の浸水などの大規模災害が起こる可能性を警告しています。葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(裏波)」は、予言・予告の部類の作品メッセージだと捉えました。

 

今回、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(裏波)」についての真相を探るために、調査とワークを行うことにしました。「神奈川沖浪裏」についてはwikiに説明があります。『「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」は、葛飾北斎の名所浮世絵揃物「富嶽三十六景」全46図中の1図。現在は「神奈川沖波裏」とも表記する。横大判錦絵。「凱風快晴(がいふうかいせい)」「山下白雨(さんかはくう)」と合わせて三大役物と呼ばれる同シリーズ中の傑作で、画業全体を通して見ても最も広く世界に知られている代表作である。凶暴なまでに高く激しく渦巻く波濤と、波に揉まれる3艘の舟。

 

それらを目の前にしつつ、うねる波間から遥か彼方にある富士の山を垣間見るという、劇的な構図をとっている。一筋一筋の水の流れ、波濤のうねり、波に沿わせた舟の動き、富士山のなだらかな稜線といったものはすべて、幾重にも折り重なる対数螺旋の構成要素となっている。モデルの地については様々な説がある。「神奈川沖」とは現在の神奈川県横浜市神奈川区の沖合であるが、図中の三艘の船は押送船と呼ばれ、房総半島から江戸に海産物を運ぶ際に利用されたものであるため、東京湾で神奈川の対岸にあたる木更津の沖合付近から富士を望んだという説がある』。

 

神奈川沖浪裏の作品は、現在の神奈川県横浜市神奈川区の沖合であるといいます。図中の三艘の船は、房総半島から江戸に海産物を運ぶ際に利用された押送船と呼ばれる船であることから、松運びの廻船が大波に飲まれる構図であり、松システムの崩壊を示唆していると見ることができます。また、wikiでは、図中の大波について詳細情報が記述されています。『海は荒れ狂い、波の波頭が砕けるその瞬間を切り取っている。波の曲線は弧を描き、背景の富士山を中心とする構図を形作る。波頭から飛び散る波しぶきは、まるで富士に降る雪のようでもある。

 

奥の舟と波高はほぼ等しく、押送船の長さは一般的に12mから15mであり、北斎が垂直スケールを30%引き延ばしていることから、波の高さは10mから12mと推測できる。この波は時として津波と解釈されることがある。このような解釈は1960年代以降のことである。それ以前は通常の発生する波として解釈されてきた。北斎の存命中には関東・関西には大きな津波は発生していないが、過去の大津波や1792年に九州で起きた肥後迷惑の様子を伝え聞いていた可能性はある。しかし本作品に書かれる波は波長が短く津波の描写では無い。

 

2019124日にオックスフォード大学とエディンバラ大学の一発大波(フリークウェーブ)の研究にて巨大波の生成に成功。その波の形状が神奈川沖浪裏の形状に酷似しており、描かれたのが巨大波の可能性もある』。神奈川沖浪裏の図中の波の高さは10mから12mと推測できるといいます。10mから12mの高さの波は津波の領域だと理解します。どうみても、津波に飲まれる船を絵柄だと感じます。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」は、「凱風快晴」「山下白雨」と合わせて三大役物と呼ばれる同シリーズ中の傑作です。

 

凱風快晴」は、葛飾北斎の名所浮世絵揃物「富嶽三十六景」全46図中の1図で、「赤富士(あかふじ)」とも呼ばれます。「山下白雨」は、富士に大きな稲妻が走る様が描かれています。凱風快晴が赤富士と呼ばれるのに対し、この作品は「黒富士」と呼ばれます。三大役物である「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「山下白雨」の富士山に着目すると、大浪の間に位置する小さな雪を被った富士山が、赤富士になり、最後には、稲妻が走る黒富士になっています。これは、富士山からマグマを放出する富士山噴火のプロセスを暗示していると見ています。

 

富士山については、これまでも気になっていました。2025117日のフジテレビの記者会見の会場の背景画が赤富士を思わせる雄大な富士山の絵柄でした。また、令和の米騒動の真相追及で取り上げた最大手のコメ卸の神明のシンボルが赤富士です。富士山の噴火については、過去の記事《南海トラフ巨大地震と富士山噴火はセットと想定している八咫烏の三重県伊勢市にある「麒麟研究所」》などで記しています。葛飾北斎の「裏波」「赤富士」「黒富士」の図の流れから、東京湾の大津波の後に富士山の噴火が起こることを予告している可能性を感じます。(つづく)