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2023
12月に他界した歌手の八代亜紀(享年73)20代の時のヌード写真を特典としてアルバムに付けて、4/21に発売すると公表した鹿児島市のレコード会社「ニューセンチュリーレコード」が問題となっています。その八代亜紀のアルバムは、「八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね」といいます。4/12()SmartFLASHの記事《「直販します」八代亜紀さん”ヌード写真付”CDは事実上“流通不可”もレコード会社は最終手段へ【社長直撃】》では、その詳細が伝えられています。

 

410日頃から、Xではこんなハッシュタグのついた投稿が拡散されている。《#八代亜紀さんの尊厳を守れ》202312月に亡くなった、八代亜紀さんのプライベートの“フルヌード写真”を掲載したアルバムを販売すると、鹿児島県のレコード会社「ニューセンチュリーレコード」が宣言。これを受け、SNSでは激しい抗議が巻き起こっているのだ。「ニューセンチュリーレコードは公式サイトで、「雨の慕情」など10曲を収録したアルバム「八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね」を421日に発売することを告知しています。

 

3月頃から「週刊女性」などが、八代さんの関係者が困惑している様子を報道しています」(芸能担当記者)公式サイトに記載されている同アルバムの商品説明には、〈お宝として 八代亜紀が2425歳の時に同棲していたT社のNディレクターによってポラロイドカメラで撮影されたフルヌード写真2枚が掲載されています 八代亜紀の初めてのヌード写真です〉とある。「しかし世論の反発を受けてか、大手ECショップのタワーレコードやAmazon、楽天などではすでにCDの購入ができない状態になっています。事実上、流通は不可能な状態にあるようです」(前出・記者) 

 

タワーレコードは、ねとらぼの取材に対し「CDの仕入れ先の流通会社がすでに流通を中止しているため、販売をするのが前提として不可能な状態」とのコメントを発表している。この状況でも、ニューセンチュリーレコードは販売をやめないのだろうか……。同社代表の早川寛社長に聞いた。――レコード店での販売がされなくなったようですが。「把握してます、仕方ないですよね。でも発売はしますよ。ただ、全国のレコード店などに出すのではなく、直販です。現金書留を送っていただければ、販売しますし、やめることはありません。

 

この商品は問題のないものです」あくまでも販売する意思は変わらないと主張する早川社長。ヌード写真はポラロイドで撮影されたものを複写し、CDのライナーノーツに掲載されているという。「生写真の封入なんてしたら、証拠がゼロになっちゃいますからね」早川社長は終始落ち着いた口調で語った。「物議のアルバム」の発売まで、あと1週間余りだ――』。ポイントは、どうして、亡くなっている八代亜紀の若い頃のヌード写真をあえてアルバムに付けて販売するのか、です。普通に考えれば、特典をつけることで、より多くの金儲けを行うため、です。

 

アルバムを多く売るための販促だと見られますが、本当の所はどうなのか、です。ニューセンチュリーレコード社長の早川寛が「直販でも売る」と宣言しているのには、何か裏があるとも感じて、今回、この八代亜紀のヌード写真問題について、その真相を追究していきました。ネットで調べていくと、4/14()スポーツ報知の記事《八代亜紀さん、生前の事務所が声明「許すことできない」、ヌード写真封入アルバム発売中止求め刑事・民事の手続きへ》で、生前の八代亜紀の所属事務所「ミリオン企画」の社長・大野誠が反対声明を発表していると分かりました。

 

『大野氏は「報道にあるニューセンチュリーレコード社発表の八代亜紀の名を付した問題作品につきまして、当社の対応及び考えをお知らせいたします。ニューセンチュリーレコード社発表の本件問題作につきましては、当社におきましても、本年3月中旬頃までにはこれを把握し、その対応につきまして、当社内部、ご遺族、外部弁護士との間で議論を重ねてまいりました」と経緯を報告。327日に代理人弁護士を通じて、ニューセンチュリーレコード社宛てに問題作に関する照会書及び通知書を送付したことを明かした。

 

「書面につきましては、329日、鹿児島市内の住所宛てに送達されましたが、回答期限を経過した本日までの間に、何らの回答や対応は得ておりません。このような経過を経て、詳細は伏せさせていただきますが、現在、当社におきましては、刑事・民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めているところとなります」と説明。「管轄警察署等への相談事項といたしましては、別添資料記載の死者の名誉棄損罪のほか、「フルヌード写真」に関するわいせつ物頒布等罪、解散法人において営業活動を行い収益を上げることの税法上の問題点等、あらゆる問題をその対象としております。

 

これら手続きの進捗につきましては、また改めてご報告いたします」とした』。さらに、2025/4/1の週刊女性PRIMEの記事《八代亜紀さん、超プライベートな私的写真付きのCD発売騒動で当事者が明かした“独自の理論”「写真は“戦争の弾”」》から、今回の八代亜紀のヌード写真問題の背景には、ニューセンチュリーレコード社長の早川寛と八代亜紀の所属事務所「ミリオン企画(2024年に解散)」の元社長の大野誠の対立構図があることが分かります。『「“戦争の弾”として、こちらは亜紀のヌード写真しかないから、その弾を使うだけのことですよ!!」男性は、そう威勢よく言い切る。

 

・・同社の代表である早川寛氏に尋ねると、冒頭のように語ったのだ。“戦争”とは、いったい何を意味するのか。早川氏は次のように明かす。「私が写真を封入したCDを発売するに至ったのは、亜紀の所属事務所であった、元『ミリオン企画』社長の大野誠が許せないからです。大野は亜紀が亡くなったことを利用して、新会社を立ち上げ、彼女の絵や楽曲の権利を全部、新会社に移している。亜紀は生前“財産をみんなで仲よく分けなさい”と遺言を残したと大野が話している記事を読みました。

 

亜紀の財産を残ったスタッフで分配したら、退職金は1人頭2千万円から3千万円にはなるはず。しかし、スタッフの1人に聞くと数十万円しかもらっていないという。そこで私は大野に不信感を抱いたのです」おそらく早川氏が読んだのは、2024123日発売の週刊女性に掲載した、八代さんの自宅が売却されたことを報じた記事だと思われる』。今回の八代亜紀のヌード写真問題は、芸能界の根底にある大きな闇を浮上させる意図があるように感じます。芸能事務所などが女性芸能人のヌード写真を撮って、"弱み"を握ることで支配し、金儲けに利用している現実があると推察されます。(つづく)