
8月12日(火)、スマホでヤフーニュースを拾い読みしていると、デイリー新潮の記事が目に留まりました。トップ15の株長者番付に新規に登場した人物の1人が時価1941億円の株式を保有する「大栄環境㈱」の社長だといいます。《もちろん1位は孫正義氏の「株長者番付」 トップ15にランクインした“意外な人物”とは》に詳細情報が記されています。『〈大阪・関西万博で期待?〉世界的株長者のウォーレン・バフェットとまではいかなくても、わが国ではどんな人物が株長者なのか。日経新聞が3月期決算企業の役員のうち保有する自社株の金額ランキングを載せたのは7月25日のこと。
それによると、発表された上位15人のうち1位はソフトバンクグループの孫正義氏(4兆4863億円)で、2位はキーエンスの滝崎武光氏だった。メルカリの山田進太郎氏やファーストリテイリングの柳井正氏は決算期が違うので登場しないが、3人の意外な人物がランクインした。1人目は神戸市に本社を置く「大栄環境」社長の金子文雄氏だ。保有株時価は1941億円で3位である。同社は産業廃棄物の処理を行う会社で、金子氏は資産管理会社を通じて約61%を握っている。でも産廃業ってそんなに儲かるのか。
雑誌「経済界」編集局長の関慎夫氏によると、「同社は西日本を中心に事業を展開していますが、期待されているのは大阪・関西万博が終わった後に出る産業廃棄物。ほとんどのパビリオンが取り壊されますから、その処理費用は膨大なものになるはずです」そんな期待もあってか、2022年に上場した同社の株価は1.5倍以上になっている。〈「ラウンドワン」社長も〉2人目は12位の大和工業会長の井上浩行氏。保有株時価は671億円だ。同社は鉄スクラップから製鉄する電炉メーカーだが、売り上げに対する純利益が2割近くもある。USスチールを買収した日本製鉄より“儲け上手”なのだ。
「同社の井上会長は、創業2代目の経営者ですが、早くから海外の製鉄メーカーとの協業に乗り出しており、アメリカ最大の鉄鋼メーカー・ニューコアとも合弁で事業を行っています。トランプ関税のダメージも少ないでしょう」(関氏)いやはや手堅い。そして、3人目がアミューズメント施設運営の「ラウンドワン」社長の杉野公彦氏である。保有株時価は878億円で、昨年の17位から一気に9位につけた。目を引くのは同社の売り上げの半分近くがアメリカであることだ。同社に聞いてみると、「当社の杉野の持ち株は以前からほとんど変わっていません。
国内においては人気アイドルへの“推し活”を売りにしたカラオケや、海外ではアメリカの事業が伸びている。これらが成長ドライバーとなって株価も伸びているのでしょう」(広報担当者)こちらは新たな着想だ。ITや半導体ばかりが成長産業ではない、というわけである。「週刊新潮」2025年8月7日号 掲載』。《クルド人初の解体業の会社を起業したビッグボスと産廃処理業が暗示する支配層の松利権の現場工作員》などの記事にありますが、産廃処理関連企業は、支配層の松工作の現場作業の役割を担っており、松利権の闇が潜んでいると見ています。松関連の解体・廃棄処理などで、裏の金儲けビジネスの役割となっていると捉えています。
ゴミ処理や廃棄物処理業は、近年、エコロジーや環境のワードでクリーンなイメージになっていますが、実は古くから大きな闇が隠されてきた業界なのです。大栄環境㈱が急成長して、社長が生者番付に載るくらい儲かっている企業だと感じます。長者番付3位の大栄環境㈱の社長の金子文雄以外に、デイリー新潮記事で取り上げた長者番付の新参者は、12位の大和工業会長の井上浩行と9位のアミューズメント施設運営の「ラウンドワン」社長の杉野公彦です。大和工業は、鉄スクラップから製鉄する電炉メーカーです。たたら製鉄由来の製鉄業は、裏に支配層の松利権の闇が潜んでいることが分かっています。
詳細は《出雲国のたたら製鉄の裏にある松利権を引継いできた田部家・櫻井家・絲原家から成る「たたら御三家」》の記事にあります。大和工業の場合は、DSの本家の米国でビジネスを展開しています。また、ラウンドワンは、売り上げの半分近くが米国であり、DS関連の松利権が絡んでいると見ています。大企業になればなるほど、表のビジネスは隠れ蓑であり、本業は裏の松利権ビジネスの方になっているのです。今回、社長が長者番付の3位に躍進した大栄環境㈱について調査とワークを行っていきました。大栄環境の情報はwikiに記載されています。
『大栄環境株式会社(Daiei Kankyo Co.,Ltd.)は、兵庫県神戸市に本社を置き、廃棄物の収集運搬及び処理処分などを手掛けている企業。東京証券取引所プライム市場上場。[沿革]1979年大阪府和泉市納花町に大栄環境株式会社を設立。1980年三重中央開発株式会社設立。1980年納花埋立処分場(管理型)営業開始。1983年健裕開発株式会社設立(現三重中央開発株式会社加茂リサイクルセンター) 本社所在地:兵庫県神戸市東灘区向洋町中二丁目9番地1 神戸ファッションプラザ6F・7F 本店所在地:大阪府和泉市テクノステージ2丁目3番28号
設立:1979年10月17日 業種:サービス業 事業内容:廃棄物の収集運搬及び処理処分業他 代表者:代表取締役社長
金子文雄 資本金:28億1000万円 売上高:連結 801.78億円(2025/3月期) 営業利益:連結 215.48億円(2025/3月期) 経常利益:連結 214.84億円(2025/3月期) 純利益:連結 143.64億円(2025/3月期)』。大栄環境㈱は、本社のある兵庫県や本店のある大阪府の関西圏を活動範囲と思っていましたが、ほぼ日本全国に拠点を持つ全国展開の産業廃棄物業者でした。《大栄環境グループ公式サイト》には、グループ拠点一覧の地図が掲載されています。
北海道エリア、東北エリア、関東エリア、東海エリア、近畿エリア、四国エリア、九州・沖縄エリアに拠点を置いています。《組織構成》には、大栄環境㈱の連結子会社 42社、非連結子会社 2社、持分法適用関連会社 6社、持分法非適用関連会社 5社から構成されていることが示されています。また、《廃棄物処理・資源循環等事業拠点》から、大栄環境および連結子会社保有の再資源化施設等32ヵ所、その他事業拠点26ヵ所、営業所13ヵ所があると分かります。大栄環境グループ全体では合計82ヵ所の拠点を保有していることが記されています。大栄環境㈱が全国を網羅する大規模な産業廃棄物処理企業であることが頷けます。(つづく)