
2026年6月21日(日)、鹿児島県霧島市の温泉施設で熊本県八代市の5歳児の男の子が行方不明になった「霧島市5歳児行方不明事件」のニュースが流れました。2026年6月22日のFNNプライムオンラインの記事《温泉施設入浴中の5歳男児が行方不明 家族湯の脱衣所に先に向かっていた両親が後に気づく 鹿児島・霧島市》には、「霧島市5歳児行方不明事件」について伝えています。『鹿児島・霧島市の温泉施設で家族と入浴していた熊本県の5歳の男の子が行方不明になっています。行方不明になっているのは、熊本・八代市の保育園児・田中嶺臣ちゃん(5)です。
21日午後3時35分ごろ、霧島市の温泉施設・かれい川の湯で「子どもが見当たらなくなった。川に落ちたかもしれない」と110番通報がありました。嶺臣ちゃんは家族湯で入浴していて、先に脱衣所に向かった両親がその後、嶺臣ちゃんがいないことに気づいたということです。温泉施設は川に面していて家族湯には窓があったということです。嶺臣ちゃんは身長約120cmのやせ型で、警察と消防は朝から本格的な捜索を再開しています』。男の子が行方不明になってから、警察と消防の捜索が続いていましたが、2026年7月17日(金)、鹿児島県霧島市の川で遺体が見つかりました。
行方不明となっていた男の子だったことが分かったという報道がありました。約1ヶ月の捜索で、ようやく行方不明になっていた男の子の遺体が発見されました。その状況を2026年7月24日の熊本ニュースの記事《霧島市の川で見つかった遺体…行方不明の5歳男児と判明》で伝えられています。『7月17日に鹿児島県霧島市の川で見つかった遺体は、行方不明となっていた熊本県八代市の男の子だったことが分かりました。八代市の保育園児、田中嶺臣くん(5)は、6月に鹿児島県霧島市の温泉施設で、家族と入浴中、両親が目を離している間に浴室からいなくなりました。
警察と消防が7月17日に捜索を行い、施設から約700メートル下流の川岸で、遺体を発見しました。その後、警察がDNA型鑑定などを行い、遺体が嶺臣くんであることが分かったということです。死因などについては、捜査中だとしています』。「霧島市5歳児行方不明事件」では、どうして浴室で入浴中のはずの男児が行方不明になったのか、という疑問が浮かびます。注目した点はの1つが、温泉の浴室にある窓が低くで出入り可能であること。もう1つが男児が入浴している時に内側からカギが掛かっていたことです。
2026年6月24日のFNNプライムオンラインの記事《【証言】5歳男児が温泉施設で行方不明 「窓から出たのでは」父が川に飛び込み捜索も見つからず》には、この2つの注目点についての詳細が記載されています。『鹿児島県霧島市の温泉施設で、熊本県在住の5歳の男の子が行方不明になってから3日目を迎えた。父親は「目を離したのは3分ほど」と振り返るが、その間に嶺臣ちゃんの姿は消えていた。〈家族4人で訪れた「家族湯」で何が起きたのか〉2026年6月21日、嶺臣ちゃんの家族は鹿児島市の平川動物公園を訪れた後、熊本県へ帰る途中、汗を流そうと霧島市内の温泉施設に立ち寄った。
入浴したのは両親と嶺臣ちゃん、そして2歳の弟の4人。家族専用の「家族湯」を利用し、浴室の窓と網戸は開けた状態だったという。先に母親と弟が浴室から上がって脱衣所へ移動し、続いて父親も湯から出た。嶺臣ちゃんだけが浴室に残った。「嶺臣ちゃんはお風呂が大好きで、いつも最後まで入っていたい性格だった」。父親が脱衣所で服を着た後、嶺臣ちゃんを上がらせようと浴室のドアを開けようとすると、中から鍵がかかっていた。硬貨で鍵を解錠して浴室に入ると、すでに子どもの姿はなかった。
〈「すぐ下に室外機があった」開いていた窓が鍵を握る〉浴室の隣にある露天風呂への扉は重く、子どもが開けるのは難しいと判断した父親は、開いていた窓から外をのぞいた。「すぐ下には室外機があった。降りることができたのではないか」。施設関係者によると、窓から外の敷地までの高さは約1.5メートル。その間には高さ約50センチの室外機が設置されていた。室外機を足場にすれば、5歳の子どもでも外に出られる可能性がある。さらに、家族湯から川までの距離は、木々が生い茂る敷地と護岸を合わせて約9メートルとされる。
〈父親が川に飛び込み、橋まで泳いで捜索〉嶺臣ちゃんが窓から外に出たと判断した父親は、自らも窓から飛び出し、川に入って下流の橋まで泳いで行方を捜した。しかし嶺臣ちゃんを見つけることはできなかった。父が目を離していた時間は、わずか3分ほどだという。その短い時間に何が起きたのか、依然として明らかになっていない。6月23日、嶺臣ちゃんの両親は取材に応じ、当時の状況を詳細に語った。一刻も早い発見を願う気持ちを滲ませながら、不安な日々を過ごしている。警察と消防は23日の捜索を午後4時半で打ち切り、24日も引き続き行方を捜す方針だ』。
5歳の男児が行方不明になった霧島市の温泉施設「かれい川の湯」の窓がある家族湯の浴室内の画像が《あちこち》に掲載されています。確かに湯船から20cm程の高さに大きな窓があります。窓が開いている時やカギが掛かっていない窓の状態であれば、容易に開けることが出来ます。しかし、2026年6月22日の朝日新聞の記事《浴室から川へ複数の段差「大人でも困難」 鹿児島5歳児手がかりなく》では、温泉施設の浴室の窓から出ても、川へ歩いて移動するには、大人でも困難であると指摘しています。『施設は、天降川の川岸にある日帰りの温泉施設。家族が利用した個室の内湯には湯船より少し高い位置に窓があった。
支配人の男性(51)によると、浴室はすべて貸し切りの個室で、窓のすぐ下は地面まで約1.5メートルの高低差がある。さらに5メートルほどの幅の緑地の先に約1.2メートルの段差があって、その先の護岸の下に川が流れているという』。5歳男児が行方不明になった当時の状況を考えると、どうみても男児1人で浴室の窓から外に出ることが不可能だと感じます。これは何者かが男児を連れ去った可能性があるという見方が自然です。2019年9月21日に山梨県南都留郡道志村のキャンプ場で小学1年生の女児の小倉美咲さんが行方不明になった「山梨キャンプ場女児失踪事件」が思い浮かびます。(つづく)