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ここ最近「桜を見る会」のニュースをネットで目にします。長期間、同じ人間が政権トップについて権力を握っていると必ず腐敗して行きます。不正や蓄財など公金を自分の利益にするように誘導します。


そろそろ安倍政権も終わりを迎えるのかもしれません。「桜を見る会」は、内閣総理大臣が主催する公的行事です。1952年(昭和27年)から、例年ヤエザクラが見頃となる4月中旬に東京都の新宿御苑で開催されています。

 
「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」を目的にしているといいます。例年、多数の参加者が招待され、類や菓子、食事が振る舞われます。

 
招待客の参加費や新宿御苑の入園料は無料であり、費用は税金から拠出されます。問題化のきっかけは、2019年11月8日に、日本共産党の田村参議院議員がの参議院予算委員会で批判したことでした。

 
第二次安倍政権の5年間で「桜を見る会」の支出額が増加し続けており、毎年予算額を大幅に上回っていることを問題として指摘しました。参加者は、2013年の約12,000人から2019年の約18,200人に、毎年増加しています。

 
支出額についても、2014年の約3,005万円から2019年には約5,518万円に、毎年増加しています。「桜を見る会」の参加者も支出額も毎年、前年を上回り、右肩上がりになっています。

 
問題になっている点はいくつかあります。「招待客数と支出額の増加」「招待の基準の不透明さ」「公職選挙法との関わり」「招待状の売買」が挙げられます。

 
「安倍首相の地元後援会のみなさんを多数招待している」と指摘され批判されています。また、「招待状が8万円で売買されている」という報道もあります。

 
地元後援会の人たちを招待するとなると「投票や選挙運動の報酬として利益を供与したり、接待することを禁ずる」公職選挙法に違反することになります。


招待状を入手さえすれば誰でも参加可能となります。笑いを取る落語のオチではないですが、私腹を肥やしたい人、箔をつけたい人などいろんな「サクラ」がおり、「サクラを見る会」になっている感じです。