midori kagayaki

11月29日午前7時過ぎ、元首相の中曽根康弘氏が、老衰のため死去しました。《中曽根元首相、101歳で死去…レーガン元大統領と「ロンとヤス」の友情》(11/30(土) 6:13配信 スポーツ報知)。

 

ニュース記事のタイトルにもありますが、中曽根元首相は、米国との関係改善を進めて、より緊密な日米関係にして行ったと感じます。さらに、原発導入と推進、国鉄民営化などの実績があります。

 

表面上は、米国が日本の支配の実権を握っていることを鮮明にしていったのです。日米同盟の下、軍備を増強するために、軍産複合体ベースの米国の武器を買って米国経済を潤わせる構図を作って行きました。

 

中曽根元首相の死去のニュースと共に、「墓場まで持っていく」という言葉がネット上で広まっています。中曽根元首相、ご本人が「墓場まで持っていく」と本当に言ったのかどうかは、分からないようです。

 

「墓場まで持っていく」とは「秘密にする」ことです。日本の総理大臣という立場では、「秘密にしておかなければならない事があった」ことは想像に難くありません。

 

ネットを調べると「墓場まで持っていく」対象の候補になっているものは2つあります。1つは「国鉄民営化」のこと。もう1つは「日航機墜落事故」のことです。

 

1つ目の「国鉄民営化」では「国鉄分割民営の目的が、国鉄の経営再建のみでなく特定の労働組合を合法的に潰すためだった」とされます。実質的には、「天皇派」の工作活動を潰すためだったと感じます。

2大勢力の抗争において、「米国派」が主導権を握るたために「天皇派」を抑えておく必要があったのです。2つ目の「日航機墜落事故」は、陰謀論という批判もあります。

 

ネットを調べると《日航機123便の真実は、ほぼ事実である》(18/09/23 AM10 るいネット)を見つけました。要約すると「自衛隊の訓練でミサイルが誤射によって日航機に命中。証拠をなくすために、証拠物と生存者を隠滅した」。

 

この内容の大枠については、感覚的に真実と思います。米軍が全てを把握していたので、この日航機墜落事故以来、日本は完全に米国傘下に入ったと感じています。

 

当時の政府によって、520名もの人々が犠牲になった事件の真実が隠蔽されたのです。元日本航空客室乗務員・青木透子さんの「日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る」の著書もあります。

 

中曽根元首相が亡くなったことは、時代の大きな節目を感じます。米国による支配の暗闇が変わることを予感します。重い役割を果たした中曽根元首相のご冥福をお祈りいたします。