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秋元議員逮捕で安倍政権大打撃 深刻な政界汚職拡大》(12/25(水) 20:44配信 日刊スポーツ)。12/20の秋元議員の事務所の家宅捜索からIR汚職は急展開しています。

 

東京地検特捜部は25日、日本での統合型リゾート施設(IR)事業参入を目指した中国企業側から、現金300万円や約70万円相当の利益供与を受けたとして、収賄容疑で衆院議員秋元司容疑者(48)を逮捕しました。

 

秋元容疑者は容疑を否認しています。さらに、自民党の白須賀貴樹衆院議員(44)と勝沼栄明前衆院議員(45)の事務所も、芋づる式に家宅捜索され、深刻な政界汚職の拡大を見せています。

 

秋元容疑者は、17年9月下旬頃、中国企業「500ドットコム」側から現金300万円を受取った他、18年2月中旬頃、北海道への家族旅行の招待を受け、旅費など約70万円相当の利益供与を受けた疑いがあります。

 

特捜部は、贈賄容疑で500ドットコム側の役員や顧問を務めていた鄭希(37)、紺野昌彦(48)、仲里勝憲(47)の3容疑者も逮捕しました。500ドットコム側は、沖縄、北海道のIR参入を目論んでいたようです。

 

カジノ企業と日本のIR候補地の自治体との間に、IR推進の国会議員やブローカーが仲介している構図です。500ドットコムは、スポーツくじなどを手掛ける中国企業です。

 

今回のIR汚職の関係者に対して光を降ろすと、「金。絶対隠し通す」「みんなやっているのに何が悪い」「使われている鉄砲玉」など伴侶が伝えて来ました。

 

ブローカー役の紺野昌彦容疑者は、「日本維新の会」の室井邦彦参院議員(72)の息子という報道も流れています。今回、逮捕された容疑者や家宅捜索を受けた関係者は、若い実働部隊と感じます。

 

今後の焦点は、幹部クラスにまで捜査が及ぶかどうかです。IR事業が舞台になった汚職事件が、令和の疑獄事件に発展する可能性もあり、安倍政権が受ける打撃は深刻です。

 

これでもう、来年早々に安倍晋三首相が決断する解散総選挙の目はなくなったと思います。2020年が、政界など汚れた現実世界を一掃する新しい時代の始まりになるかもしれません。