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日本時間1月8日、イランが米国に対して反撃しました。《イラン、司令官殺害で米軍に報復攻撃 イラク駐留基地にミサイル十数発、本格衝突も》(2020年01月08日13時16分 時事通信)。


米国防総省は7日、イランが弾道ミサイル十数発を発射し、イラクにある駐留米軍基地少なくとも2カ所を攻撃したと発表しました。被害状況は調査中ですが、米兵の死者はなかったとみられます。

 

しかし、イランは米兵80名を殺害したと伝えられています。《「米兵80人殺害」とイラン報道 信ぴょう性不明、誇張か 》(1/8(水) 19:39配信 共同通信) 。

 

実際は、犠牲者はいなかったと感じます。ただ、イランの立場からすれば、ソレイマニ司令官を殺害されて、米国に相応の報復をしなければ国民感情を抑えることが出来ないのでしょう。 

 

いずれにしても、今回のイランの米国に対する報復爆撃は、忠実に制御され、用意周到に考慮された反撃だったと思います。ミサイルは、意図的に標的を外させたとも言われています。

 

また、《司令官殺害の報復は「相応」の規模で…米政府が要請とイラン主張》(2020年1月5日 21:50 AFP)の記事もありました。とても奇妙な記事に見えますが、真実を掴むヒントを与えてくれています。


イラン革命防衛隊の副司令官は、ソレイマニ司令官を米軍が殺害した後、米政府がイラン政府に対し、「相応」の規模での対応を要請してきたと主張しました。

 

米国とイランの両国トップは、「戦争は望んでいない」と発表しています。現実世界、特に政治の世界では裏と表があります。今回の米国とイランの爆撃の応酬は、筋書があるものと感じます。

 

共通の目的は「中東からの米軍撤退」です。既に、トランプ大統領は中東からの米軍撤退を開始すると公約しています。イランも、中東からの米軍全面撤退を要求しています。

 

《米軍、イラク撤退示唆の書簡を「誤って」送付 イラク陸軍宛に》(2020年01月7日 BBC)という記事もあります。裏表を使い分けなければならないのは、特に米国の国内事情からです。

 

米国の軍産複合体という古い勢力とトランプ大統領の新しい勢力の力関係があるからです。政治、経済、貿易、軍事など全ての領域において「米国ファースト」主義のトランプ大統領です。


自国が経済的損失になることはやらないのです。莫大な経費と人命が掛かる米軍を世界から撤収させたいのだと感じます。明日予定されているトランプ大統領の会見を含め、推移を注目して行きたいです。