豪州の森林火災が拡大しています。1月15日、防衛省は、豪州で続いている大規模な森林火災に対する国際緊急援助活動のために、航空自衛隊のC130H輸送機2機を派遣しました。
隊員ら約70人が救援物資などの輸送活動に当たります。豪州の大規模森林火災は、2019年9月から多発化し始め、2020年1月現在でも継続中で、被害が拡大しています。
《オーストラリアの森林火災拡大、コアラなど10億匹の動物犠牲 韓国相当の面積焼失》(2020.1.9 16:47配信 産経新聞)。延焼面積は1千万ヘクタールを超えています。
建物被害5,900棟以上(うち住宅2,204棟以上)、死者29名にまで拡がっています。全土で哺乳類、鳥類、爬虫類など10億匹以上の動物が死んだとする報告もあります。
原因として指摘されるのが気候変動の影響です。豪州東部は3年間にわたる干魃で乾燥した状態にある上に、12月に入って最高気温40度超の日が続いていました。
煙の害も深刻です。森林火災から発生した大量の煙が都市部を覆い、呼吸困難の訴える患者が続出しました。豪州の夏季のピークは、1月と2月だといい、予断を許さない状況です。
森林火災は、世界各地で起きています。豪州だけでなく、米国やブラジルのアマゾン川流域でも生じています。現実世界では、火による火災ですが、エネルギーも関係していると感じます。
地球規模での火のエネルギーによる浄化が進行しているのです。日本においては、2019年5月の九州南部豪雨から、6月、7月、8月、9月、10月と毎月、豪雨や台風による水害が発生しました。
水のエネルギーによる浄化だったと思います。地球が光になるために、火と水の浄化が起こっているのです。今、日本も豪州の森林火災のように火のエネルギーによる浄化の段階に来ていると感じます。
「浄化」とは地球にとって必要ないものをなくすことです。それは主として人間のエゴに起因するものだと思います。北海道などの北日本の雪不足や暖冬は、現実的な証です。
まさに、地球が大きく変わっている時期に来ているのです。自分に出来ることは「良きようになりますように」と祈りながら、変化の推移を見守ることだと思います。