バーゼルは、宗教改革の流れの中で、カトリックの司教を追放してプロテスタントの一員となりました。このキリスト教の宗教改革が、深い闇に繋がるポイントだと感じました。
宗教改革は、16世紀のキリスト教世界における教会体制上の革新運動です。贖宥状(しょくゆうじょう:免罪符)に対するルターの批判がきっかけとなり、ローマ・カトリック教会からプロテスタントの分離へと発展しました。
ドイツのルターによるルター教会、スイスのチューリッヒのツヴィングリやジュネーヴのカルヴァンなど各都市による改革派教会、英国のヘンリー8世によって始まったイギリス国教会などが成立しました。
プロテスタントの闇の解除のワークが必要と感じて、宗教改革の代表とされるルターとカルヴァンをピックアップしました。マルティン・ルター(1483年-1546年)は、プロテスタントが誕生した宗教改革の中心人物です。
聖アウグスチノ修道会に属するドイツの神学者、教授、作家、聖職者です。ルターの画像を観て、御魂が上がるよう意図して光を降ろすと「コウモリ」と伴侶が伝えて来ました。
コウモリは、同和の闇の象徴です。ジャン・カルヴァン(1509年-1564年)は、フランス出身の神学者です。キリスト教宗教改革初期の指導者で、プロテスタント諸派に大きな影響を与えました。
カルヴァンに光を降ろすと「黄色」と伝えられました。黄色は隠す闇のエネルギーです。同和の闇の本質は、「見た目で騙すこと」です。金銭など経済的利益を得る目的なのに、表面的には清廉潔白を装うのです。
黒い中身を白い装いで覆って見た目で騙すことです。表と裏を使分けて、本音を演じて隠すことでもあります。目に見える世界において、人間のエゴが極限的に大きくなった闇の最終形と言えます。
ウィキペディアに記載された「1897年には世界シオニスト会議が第1回の大会をバーゼルで開催している」という一文が目に留まりました。シオニスト会議は、ユダヤ人代表会議です。
第1回目は、テオドール・ヘルツルのイニシアティヴの下に、シオニズムという語を作ったナータン・ビルンバウムの協力を得て開かれ、目標を「パレスチナにユダヤ人のための、国際法によって守られたふるさとを作る」とまとめられました。
イスラエル建国の原点となるユダヤ人会議でした。開催地は1948年までほぼバーゼルでしたが、イスラエル国家の出現と共にエルサレムに代わりました。(つづく)