昨日、伴侶が面白い夢を見たと話して来ました。隣の人と会話できる横一列に並んだトイレに入ると、キセルをくわえた貴婦人風のマツコ・デラックスのような女性が「気をつけなさい」と伝えて来たといいます。夢の話の詳細を聞くと「8421」「大阪の地下」「明石家さんま」がキーワードになっていました。
「トイレ」が出てくる夢は「浄化」を意味します。今回の伴侶の夢でのトイレは、横一列で隣と話しができることから「中国式トイレ」だと思いました。「8421」「大阪の地下」「明石家さんま」「中国」がキーワードになり、何か謎解きのような感じです。
1つ1つのキーワードについてプロファイリングとして探っていきました。まず「8421」の4桁の数字です。「84」から「やし」と直感しました。「やし」は差別用語的なニュアンスの言葉です。子どもの頃、田舎の父親が「それはやしだろう」という風に話していたことを覚えていました。
ネットで検索すると《香具師(やし)- Wikipedia》がありました。香具師は、「こうぐし」や「かうぐし」とも呼ばれます。「祭礼や縁日における参道や境内や門前町、もしくは市が立つ所などで、露店で出店や、街頭で見世物などの芸を披露する商売人をいう。また野師、野士、弥四、矢師とも表記する。」
「古くは、香具師(こうぐし)とも読み、主に江戸時代では歯の民間治療をしていた辻医者(つじいしゃ)や、軽業・曲芸・曲独楽などをして客寄せをし、薬や香具を作ったり、売買していた露天の商売人を指した。明治以降においては、露店で興行・物売り・場所の割り振りなどをする人を指し、的屋(てきや)や三寸(さんずん)とも呼ばれる。」
「これらの仕切り、管理は一般に賤民(人別帳に記載のない人物、無宿人)、いわゆるヤクザの仕事であり、時代劇や講談などで「香具師の元締」といえばヤクザの親分とほぼ同義である。また、映画の『男はつらいよ』における、寅次郎(主人公)の職業。」と記されていました。
的屋やヤクザのような裏世界の人たちのことでした。歯科医も香具師に由来していたとは、驚きました。香具師の歴史については、「江戸、大阪、京都の城下町や港町において、「丸薬や鬢付け油売り」や「傀儡廻し」や「物真似芸」や「蛇見せ芸」などを披露する「大道芸人」の様子が記載されている」
「十三香具師の十三は、「丸、散、丹、円、膏、香、湯、油、子、煎、薬、艾、之古実」などの薬や香や実などを十三香具としている。「諸国名産の薬の仲卸」、「薬の製造と販売と、口蓋、口腔、歯科治療」、「お笑い芸にて、客寄せする薬売り」、「お笑い芸の見世物」、「居合抜刀芸」、「独楽廻し」、「軽業」、「曲鞠」」
「「按摩治療と膏薬売りの辻医師」、「その他の諸たる見世物」、「日限売薬」、「施シ治療薬」、「艾(もぐさ)、火口売り」、「往来触売薬」、「歯磨売り」、「紅白粉売」、「小間物売り」、「薬飴売り」、「薬り菓子売り」、「その他、市場、盛り場での往還商人」などとなっている」と記載されています。
明石家さんまもお笑い芸人なので、香具師に入ります。大阪市には、新型コロナ専門病院としての「十三(じゅうそう)市民病院」があり、「十三」の地名が存在します。伴侶が教えてくれた夢は、表世界の権力者と繋がっている反社、ヤクザ、暴力団といった裏世界の人たちの闇の解除・統合を示唆していると感じました。(つづく)