東京福祉大学は、2000年に設置された、群馬県伊勢崎市山王町に本部を置く私立大学です。通学課程・通信教育課程が設置されており、伊勢崎、池袋、名古屋、王子の4キャンパスを有しています。東京福祉大学を運営する学校法人茶屋四郎次郎記念学園の法人本部は、東京都池袋に置かれています。
文部科学省科学研究費補助金採択件数は、平成24年度で新規採択と継続分を合わせて13件、間接経費を含み1,352万円です。2011年には国際交流センターが設置され、2014年4月時点で海外の協定校は17校となり、その後もヨーロッパの留学生を受け入れるなど、国際化を推進しています。
ウィキペディアに掲載されている2017年8月現在の協定大学の数は、中国24、韓国2、台湾8、ベトナム5、カンボジア1、モンゴル1となり、中国の提携大学が圧倒的に多いです。東京福祉大学総長に復職した中島恒雄自身は、黒龍江大学高級顧問教授、上海師範大学名誉教授、海南師範大学名誉教授の肩書を持ちます。
また、特定非営利活動法人(NPO)日本・留学生交流援護会創設者でもあり、中国から多くの留学生を来日させてきたことが分かります。東京福祉大学では、多数の留学生が退学・不明になっている問題も分かっています。2016年度から2018年度まで実際の所在不明の留学生が約1400人になっていたといいます。
しかし、2017年度に文部科学省へ報告をした際は、0人と報告していたことが参議院予算委員会で野党の追及により明らかにされました。2018年度、研究生などとして受け入れた約3200人の留学生のうち、688人の留学生が所在不明となり除籍、在留延長が認められず退学した研究生が313人となりました。
不法残留となっている留学生も多く発生していることから法務省入国管理局や文部科学省も調査に乗り出すこととなりました。留学生数は2015年度の1403人から2018年度には5133人と急増しており、早稲田大学に次いで日本国内で2位の受入となり、教室不足となっているとされます。
《留学生は金づる!「2000人集めればガバチョじゃん」1600人行方不明の東京福祉大総長は手配師か》からは、政府を含めた悪質な留学生ビジネスが展開されてきた実態が浮上します。「政府は「留学生30万人計画」を立て、2020年の達成を掲げている。日本語学校で2年間学び、大学や専門学校に進んで、やがて国際貢献できる「高度人材」に育てるという。」
「しかし、現状はあまりにもかけ離れている。行方がわからなくなる外国人留学生が増えているのだ。日本語の習得どころか、連日アルバイトに追われ、「日本は地獄だった」「日本のイメージが変わった」という声が聞こえてくる。大学が安い労働力の供給源となっている実態があった。」
「入学金と授業料で35万円。だが、教材は日本人向けの市販本で、授業は意味も教えずにただ朗読するだけ。「理解を確認せずに一方的で、できないところも教えてくれない」とネパール人男性が体験を語る。教室があるのは、銭湯も入る雑居ビルの一室だった。」
「中島恒雄元総長の言葉を記録したテープがある。「2000人ぐらい集めたら、4年間やれば120億円が入る。すごいだろう、このアイデア。そうしたらガバチョガバチョじゃん」と記載されています。中国を中心としたアジア諸国からの留学生を募り、多額の借金を背負わせた上で、日本で奴隷労働させる金儲けの構図が浮き彫りになります。
《☆Dancing the Dream ☆》には、中国企業が絡むIR汚職事件で逮捕された秋元司元内閣府副大臣が、東京福祉大学の理事だった2014年-2017年に総額300万円超の報酬を得ていたと記されています。日本政府を巻き込んだ留学生ビジネスだったことが頷けます。
東京福祉大学総長の中島恒雄に光を降ろすと「中国の反社。反社の大元。喰うトカゲ。反社の流れを作っている」と伴侶が伝えて来ました。金に窮した留学生は反社、反グレなど裏世界の安価な労働力として使役され、裏世界に人材を供給することにもつながります。金の亡者たちが構築した闇の仕組が終わりになることを願っています。(おわり)