kokkaigijidou

「れいわ新撰組」代表の山本太郎さんから、2人目の参議院選挙候補者発表の会見がありました。候補者は安富歩(やすとみあゆむ)さん。日常的に女装を実践する東京大学教授です。

 

YouTubeで50分間程の会見を観ました。肩書と見た目がギャップがあり過ぎ、強烈なインパクトをもたらす方です。テレビの表現ですと、いわゆる「オネエ」と呼ばれる姿です。

 

「こんな人が東大教授なんだ~」と大きな驚きがあります。東大というと「官僚養成所」であり、封建的で堅苦しいイメージがつきまとっていましたが、その印象が一変しました。


年齢56歳で、私と同世代です。「日本は本当に変わって来ている」と確信しました。自己紹介と質疑応答では、極めて真っ当な考え方を持っており、信頼できる方だと感じます。


大事にすることは「子どもを守るための社会の構築」「馬を生活に身近な存在にする」。経済の向上よりも、人々の暮らしの向上を重要視する市民目線の方です。


尊敬する石井紘基さん。2002年10月に暗殺された、民主党の衆議院議員でした。権力者や国家の大きな闇にメスを入れ、正攻法で秘密を暴露しようとした政治家の方です。

 

闇の深い時代に、まともに闇と対峙すると命の危険が伴います。石井さんは、命がけて活動していました。安富さんは、国会議員になったならば、やりたいことがあるといいます。


国政調査権を行使して、隠されて来たブラックな仕組を解明していくと明確に訴えていました。光が広がり、闇があぶり出されつつある今、真実を追求し解明する政治家になると感じます。

 

見た目が大事にされる社会は、強い支配の社会になります。決められた箱や枠にはめ込まれます。「外見よりも中身」「みんなと違ってもいい」ことが自由と多様性に向かいます。

 

もう選挙の時だけのエゴに満ちた政治家は要りません。自分と人々の幸せのために活動する政治家が必要です。これからの日本は、一人ひとりの選択に掛かっています。