吉本興業の所属芸人の闇営業問題が、毎日、ニュースになっています。詐欺グループの忘年会に参加した吉本芸人が、ギャラをもらっていたと発覚して無期謹慎処分になりました。
何か所属芸人だけが悪者にされている気がします。会社は、本当に知らなかったのでしょうか。とても疑問に思います。基本的には、支配の闇があったと感じます。
ネット情報では、会社との雇用契約書を締結している芸人は少なく、殆どの人が契約書なしで働いているようです。闇営業を承知の上での、雇用だったと思いますが。
だから給料を低く抑えられて来たのだ思います。芸人にも有名になって一攫千金を狙っていた人もいるでしょう。そういう芸人を搾取して会社は利益を得ていた構図だと思っていました。
ワークのために、吉本興業をネットで調べてみました。主要株主に大手メディアが並んでいました。フジテレビ12%、日本テレビ8%、TBSテレビ8%、テレビ朝日8%。
会長と社長は、ダウンタウンの元プロデューサーと元マネジャー。芸人の分け隔てが著しいことが示唆されます。トップに光を降ろすと闇の深さが分かりました。
「真っ黒なものを押し付けられている」と伴侶が教えてくれました。大株主のメディアから闇をあてがわれているのです。汚い、知られたくない暗部を引き受けて来たのだと思います。
トップの1人の方が全面的に背負っているようで気の毒な感じです。自分たちの都合の良い時に、利用するだけ利用して、後の雑務は、全部、丸投げされていたのでしょう。
安倍首相も、宣伝のために吉本の舞台に出たことがあります。「お笑い」の色彩からも、メディアや政治など様々の業界と繋がりがあります。ある意味で、闇のハブ空港になっていたのです。
吉本興業は、芸能プロダクションで一番古い歴史を持っています。歴史が古ければ闇も深くなります。今回の問題が光が入るきっかけとなり、本来の純粋な姿を取戻すことを願っています。