北方領土返還運動は、1945年12月、根室町長の安藤石典(あんどういしすけ)が、北方四島をアメリカ軍の占領地域にして欲しいと、マッカーサー元帥に陳情したのがはじまりだとされています。1946年11月、安藤石典は翌年GHQにより公職追放になり、根室町長職を失いました。ネット情報によると、安藤石典(1886年-1955年)は鳥取県東伯郡小鴨村に生まれます。
1901年、高等小学校を卒業、研志塾中学校、巡査教習所に学び、一時根室警察署に勤務した後、警察官の道を歩み、1929年、北海道庁高等警察課長として勤務します。1930年8月、梅谷周造(根室出身の道議会議員)、八木安太郎らに請われ、根室町(現: 根室市)町長選に出馬し当選し、根室町長に就任します。北海道空襲、根室空襲の被害を受け、終戦を迎えます。
ソ連が北方四島を占領した後、安藤石典による北方領土返還運動が始まります。1946年7月、根室町長・安藤石典、歯舞諸島脱出者や根室地区の漁業関係者らを中心に、北海道附属島嶼復帰懇請委員会(現・北方領土復帰期成同盟)が設立され、安藤石典が会長に就任しました。1946年11月に公職追放となり根室町長を辞職しますが、1951年7月に解除されます。
その後も第2回、第3回の陳情書をGHQに送ります。1955年3月、69歳で心臓病で死去したとされます。安藤石典の情報から北海道附属島嶼復帰懇請委員会を結成しトップに就いてから公職追放になっているので、米国派工作員だったと推察しました。安藤石典の御魂が光に還るよう意図して光を降ろすと「凄い悲しみを持っている人」と伴侶が伝えて来ました。
大きな悲しみが何か分かりませんが、誰かに裏切られたか、封じられた可能性があると感じます。現在、北方領土返還運動団体として幾つかの団体が活動しています。北方領土返還運動団体のワークの対象として、「北方領土問題対策協会」「千島歯舞諸島居住者連盟」「北方領土復帰期成同盟」「北海道北方領土対策根室地域本部」をピックアップしました。
ウィキペディアには、独立行政法人北方領土問題対策協会は、「独立行政法人北方領土問題対策協会法で規定される内閣府及び農林水産省所管の中期目標管理法人たる独立行政法人である。北方領土問題その他北方地域に関する諸問題についての国民世論の啓発並びに調査研究を行うとともに、北方地域の元島民に対し援護を行うことにより、その解決の促進を図る。
北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律(昭和36年法律第162号)に基づき、戦前に北方地域近海に漁業権・入漁権を有していた者及びその子並びに孫らに対し、漁業その他の事業及び生活に必要な資金を融通することにより、これらの者の事業の経営と生活の安定を図る」と記されています。北方地域の元島民に対して援助を行うことがポイントだと感じます。
北方領土問題対策協会の理事長・諸星衛(もろぼしまもる・元日本放送協会理事)に闇の解除・統合を意図して光を降ろすと「仁風林」と伝えられました。公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟は、「北方領土の復帰等の解決促進、及び北方四島元居住者等の福祉の増進を図ることを目的に設立された。所在:北海道札幌市中央区北1条東1丁目2番地 明治安田生命札幌北一条東ビル5F。
設立:1958年7月31日。理事長:脇紀美夫」とあります。初代理事長は高城重吉です。北海道博物館公式サイトには、「1880(明治13)年、開拓使は択捉島最初の小学校を紗那に設置しました。当時の新聞は、開校時の生徒はみなアイヌの児童であること、翌年に同校が「公立」になった際に地元のアイヌの有力者・高城重吉らが多額の寄付をしたことを報じています」と記載されています。
このことは、北海道開拓時代に北方領土の択捉島でアイヌの子供たちが松取りの犠牲にされたことを暗示していると感じます。千島歯舞諸島居住者連盟の初代理事長・高城重吉と現理事長・脇紀美夫に光を降ろすと「工作員」「ワニ」と伴侶が伝えて来ました。安藤石典が設立した北方領土復帰期成同盟の現会長は、佐伯浩(元北海道大学総長)です。
北海道北方領土対策根室地域本部の本部長は遠藤俊充です。佐伯浩、遠藤俊充に光を降ろすと「反社」「トカゲ」と伝えられました。根室市長の石垣雅俊に光を降ろすと「ゴムかもしれない」と伴侶が伝えて来ました。北方四島、根室の地は、古くから松前藩の松取り場であり、隠された闇が置かれていたと感じます。自然豊かな光の地ゆえに、大きな闇が置かれて封じられて来たのです。
《隠された大きな利権が暗示される国際バルク戦略港湾を有する釧路市》にある釧路市と同様に、根室市は、古くから松前藩などの和人によるアイヌ民族を犠牲にした「松」「薬」の裏利権の場所として暗闇にされてきました。戦後、ロスチャイルドが《表の米国の闇と裏の欧州の闇》の表の米国を使って日本における利権を支配するために、北方領土返還運動が展開されたと感じます。同和の闇が深い根室の地が開かれて本来の姿になることを願うばかりです。(つづく)